カリフォルニアってどんな所?
アメリカ人の男性と結婚しカリフォルニアで生活しているシャイロさんが、現地の様子を紹介します。

アメリカで見つけた珍しい野菜 「アーティチョーク」「コールラビ」

2016/02/04

ヒカマ

ヒカマ

コールラビ

コールラビ

前回は、jicama"ヒカマ"という豆科のお野菜をご紹介しました。見た目とは裏腹に果物の梨のような食感と甘さのある、ヘルシーで新感覚なお野菜でした。

今回ご紹介したいお野菜は2つあります。まず、アーティチョークからご紹介しますね。

アーティチョーク(Artichoke)目にした事がある方、耳にしたことのある方も多いかと思います。私は、ここアメリカへ引っ越して来てからというものアーティチョークの虜になってしまいました。

アーティチョークの見た目は花のつぼみのようですね。というのも、キク科に分類されるそうなのです。日本ではあまり出回っていませんので、初めて見る方にとったら「何だこれは?!」という驚きがあるかと思います。"食べられるもの"には見えませんので、私も驚きでした。日本人が山菜を好んで取って食べる感覚と似ている様な気がします。

食べ方は、つぼみを一枚一枚剥いでいき、灰汁抜きと酸化防止のためにレモン汁などに付けておきます。つぼみを剥がずにそのままレモン汁の入った水で茹でたり、蒸したりしても大丈夫です。そのまま柔らかくなるまで煮込んだものを、パスタの具材として使ったり、グラタンにしたり、シンプルにそのままオリーブオイルと塩をかけて頂くのも美味しいです。良くディップソースを作って、パンなどにディップして頂くと言う方も多いです。白ワインとの相性が抜群なのですよ。

次にご紹介したいのが、コールラビ"Kohlrabi"というお野菜です。こちらも見た目が大変ユニークなお野菜で、エーリアンのように見えます。日本ではあまり見られないお野菜ですね。

コールラビの名前の由来は、ドイツ語のキャベツとカブという意味だそうです。確かに見た目はカブの丸い部分に似ています。食べてみると、カブとキャベツを合わせたようなシャッキとした食感に、少し甘みが残りとっても水々しくて美味しいのです。

このお野菜は比較的、どんなお料理にも合わせやすいのが特徴です。わたしは、ポトフなどの煮込み料理に使ったりします。千切りにして炒め物にして食べれば、よい食感が残り美味しく頂けますよ。ピクルスなどにして食べると、お酒も進みます。

日本ではなかなか手に入りにくいお野菜ですが、機会があれば是非お試しください。アッと驚く美味しさに出会えるかもしれません。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。