カリフォルニアってどんな所?
アメリカ人の男性と結婚しカリフォルニアで生活しているシャイロさんが、現地の様子を紹介します。

ディスポーサはもはや神様!

2015/11/06

ディスポーサ?何の事?・・・

カリフォルニアに引っ越してからは、このディズポーサには本当に感謝しています。ディズポーサ無しでの生活は、もはや不便だと言っていいでしょう。さて、皆さんはディスポーサをご存知ですか?

英語では、Garbage Disposals という様に発音します。これは、簡単に説明すれば生ゴミ処理機のことです。各家庭やアパートなどに必ずこのディスポーサが備え付けてあるのですよ。どこに付いているかと言うと、これまた便利なシンクの中なのです。

アメリカに越して来て、心配していたのがゴミの分別でした。日本に住んでいた頃は、生ゴミ・空き缶・ペットボトル・燃えるゴミ・燃えないゴミ・新聞紙・粗大ごみなど、ありとあらゆる項目に分別が必要でした。環境のためとは言え、正直なところ面倒に感じた事が幾度となくありました。最も大変だったのが生ゴミの処理です。週に2回しか収集に来てもらえずに、特に夏場などは溜まっていく生ゴミの臭いや衛生さを心配しました。

ですが、ここアメリカでゴミの分別は、そのゴミがリサイクルできるかどうかで決まってきます。リサイクルできる物はリサイクルのゴミ箱へ、そうでないものはただのゴミという様に分別されます。そして何と、ソファや、ベッド、テーブルなどの大きな物は、道端に置いておけば誰かしらが持って行ってくれるのが、この辺の常識でもあるのです。貧困層が激しいこの辺では、必要な人が直ぐに持っていってくれたりするのです。さすがに私はそんな事はしませんが、大きな物を捨てる時に「ただ道端に置いておく」ことをする人も多いのです。それを、また必要な人が持って行くわけですから、ある意味リサイクルではありますが・・・。少々クエスチョンです。

本題に戻りますが、アメリカの家庭には、生ゴミを処理してくれるガベッジ・ディスポーサという機械がシンクに取り付けられています。このディスポーサは、ボタン一つで簡単に運転する事が出来ます。種や骨などの固いもの意外は、何でも砕き処理してくれるのですから便利です。食べ残しや、野菜の皮などは直ちに処理出来てしまうので、大変助かっています。毎日料理をする主婦にとっては神様のような存在なのですよ。

とっても便利だと思いませんか?おそらく、問題点もあるのでしょうけど、日本でも徐々に取り入れられているそうですね。日本ももう少し便利になると良いですよね〜。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。