みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オーストラリア/ゴールドコーストでひどかった「客引き」

2010/12/24

オーストラリアは、基本的に治安のいい国です。これまで3回行きましたが、身の危険を感じたことは皆無に近いのではないかと思えるほど、ほぼどこでも安全に歩けると感じています。

ただ、ゴールドコーストで気になったのが、日本人旅行客を狙った「客引き」です。

客引きと言っても、イタリアのように、あとで法外な値段を要求されるようなバーに連れて行かれるといった類のものではありません。ここでは、日本人に声をかけ、お土産屋さんに連れて行くパターンです。

ゴールドコーストにあった土産屋は、ピンキリでした。もちろん、世界的に知られる高級ブティックは客引きなどしません。客引きをしていたのは、キーホルダーやTシャツなどを売る典型的なお店や、オパールなどの宝石店などでした。

しかも、客引きをするのは、ほとんどが若い日本人でした。聞くところ、ゴールドコーストに留学して、アルバイトのような形で、日本人旅行客に声をかけ、店に連れて行くのが仕事、とのことです。留学生の立場では、なかなかちゃんとした仕事はできませんから、手っ取り早いアルバイトのようでしたが、勉強に来ている立場で、日本人旅行客に声をかけているような仕事をしていていいものかとすごく違和感を覚えました。

ゴールドコーストのメインストリートあたりだと、等間隔に日本人の留学生が立ち、少し歩こうものなら、日本語で「おみやげいかがですか」と声をかけてきます。海外で、こんなに日本人に声をかけられたのは、いまだにゴールドコーストが一番です。だいたい等間隔にストリートに立つ、まるで売春婦じゃないんだから・・・と思いながら、一方で、海外で大盤振る舞いして、お金を持っていて、どんどん使うのはやっぱり日本人なんだなと痛感しました。

当然ながら、そういった客引きは一切無視、結局のところ、ゴールドコーストでほとんどお土産を買わないままでした。逆に、買う意欲が失せてしまいました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。