みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

オーストラリア/「F1オーストラリアGP」を観戦

2010/12/14

毎年春、F1オーストラリアGPが、メルボルンで開催されます。2001年に行ってきました。1991年にF1ファンになって以来、三重・鈴鹿サーキットでの日本GPはほぼ毎年、観戦していますが、海外でのF1観戦は初めてでした。

まず、観戦チケットは、オーストラリアGPのウェブサイトにて、クレジットカード決済で購入して日本まで送ってもらいました。そして、往復分の飛行機とホテル、空港からホテルまでの送迎がセットになったツアーをJTBに手配しました。

レースが開催されるサーキットは、アルバート・パークという公園で、メルボルン市内にあります。レース期間中、市内中心部からサーキットまで直行で、しかもチケットを持っていたら無料のトラムが運行されます。しかも行き際は「GRAND PRIX」と表示されているので、迷うことはありません。むしろ、そのトラムの停留所に向かう時も、F1ウェアに身を包んだファンが歩いているので、ただついていけばまったく大丈夫でした。

公園の中のサーキットで、緑が多く、とても雰囲気のいい場所です。公園には大きな池があり、白鳥が泳いでいて、横をF1マシンが大きな音を立てて走り去っていっても、のどかな光景で癒されました。

そして、レースの方も、当時はシーズン開幕戦だったこともあり、とても盛り上がっていました。オーストラリア人のファンは、朝から浴びるようにビールを飲んでいて、テンションが高いのなんの。日本でのF1観戦とはまったく違いました。

また、観客席とコースとの距離もとても近かったです。ゴール後、フェンスを乗り越えて表彰台に走って行ったのですが、日本では禁止されている行為でも、オーストラリアでは公式にOK。いまだに忘れられない思い出です。

ちなみに、度肝を抜かれたのがスタート前。当時、カンタス航空がレースのメインスポンサーだったのですが、F1でラッピングしたジャンボジェットを、ただのPRのためだけにサーキット上空に飛ばしたことです。費用がいくら・・・というより、スケールの違いを感じました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。