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オーストラリア/なかなか通じない「オージーイングリッシュ」
2010/12/07
オーストラリアの公用語は「英語」です。しかし、アメリカ英語とイギリス英語があるように、オーストラリアにも「オージーイングリッシュ」があります。英語の方言のような感じですが、日本でよく聞く、話されている英語はアメリカ英語で、実は違いがたくさんあります。
そして、オーストラリアに行くたびにいつも、まず英語がなかなか通じない場面に遭遇します。他の世界の国々よりも、英語が聞き取れない、こちらの英語が通じない、という問題です。空港やホテルですら、いつも悪戦苦闘します。
オージーイングリッシュは、イギリスの植民地だった名残で、イギリス英語に近いと言われます。たとえば、ガソリンは、アメリカ英語では"gas"ですが、オーストラリアでは"petrol"で、エレベーターは、アメリカ英語の"elevator"ではなく"lift"です。
こういった英単語の違いもありますが、いつも最もつらいのが発音の違いです。はっきりと発音せず、口の中でモゴモゴとしゃべる印象があり、こちらとしてはとても聞き取りにくい時があります。モゴモゴしゃべるのは、以前、無数いるハエが口の中に入らないようにするためと聞いたことがあります。
さらに、よく知られているオーストラリアの軽いあいさつ"G'day mate(グッダイ・マイト)"、G'dayはGood dayの短縮形で、mateはほぼオーストラリアでのみ親しみをつけるためにつける単語です。この国は"mate"とつける習慣があるようで、ほかにも"See you mate."という感じで使います。そして、"Thank you"を短縮して"ta(ター)"という言い方もあるようです。
オージーイングリッシュ、いざ覚えようとするときりがありません。それよりも現地で慣れるほうが早いというか、2、3日も経つと口も耳も慣れてきて、いつの間にか自分もオージーイングリッシュに染まってきたな、と思えることがしばしばあります。極端に言ってしまえば、英語方言の1つ、としてとらえてしまええば、もうそれほど難しく感じなくなってきます。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。