- ドイツ旅行を楽しむ方法
- 「行っておくべき場所」「おすすめ観光スポット」「注意すること」「ドイツのグルメ」「ドイツの芸術」などベルリン在住のMIKIさんがドイツ旅行を楽しむ方法を紹介します。
イーストサイドギャラリーへ行こう
2014/08/05
ベルリンは歴史に翻弄され続けて来た都市です。第二次世界大戦、戦後の東西時代など、歴史の舞台となりました。
東西時代を象徴するもの、それが「ベルリンの壁」です。ベルリンは東西に分断された唯一の都市なのです。ベルリン市内には、西と東を分断する大きな壁がありました。
壁は1989年に崩壊しましたが、今でもベルリン各地にその跡は残っています。今でも壁がまるまる残されているのはイーストサイドギャラリー(Eastside Gallery)です。ベルリンの壁を一目見ようと、イーストサイドギャラリーには世界中から観光客が足を運びます。
イーストサイドギャラリーはシュプレー川沿いにある壁のことです。ベルリン東西時代、西側の人々が川の向こう側(東側)をイーストサイドと呼んでいたため、そのまま「イーストサイドギャラリー」と呼ばれるようになりました。「ギャラリー」と呼ばれるのは壁に絵が描いてあるためです。壁には様々なアーティストによる絵が描かれていて、とても華やかに見えます。
壁があるのは、ベルリン東駅(Berlin Ostbahnhof)からワルシャワシュトラーセ駅にかけて。シュプレー川沿いにあります。壁の絵は一キロ以上続くので見応えがあります。様々な絵がありますが、中にはけっこうおどろおどろしい絵もあります。好きな絵の近くで、記念撮影をしている観光客をよく見かけます。有名なのはレオニード・ブレジネフとエーリッヒ・ホーネッカーのキスの絵ですね。この絵の前で写真を撮っている人が多いです。私と友人もパチリと撮影しました。
壁崩壊後すぐに描かれた絵なので、全体的に暗くシュールな感じはあります。私の友人はそれを見ても怖がっていましたが、実際にはそんなに怖くありませんよ。繊細すぎる人にはだめなのかな...。
ドイツの「歴史を知る旅」では、「歴史を象徴する壁」を見に、イーストサイドギャラリーに行ってみましょう。
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MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。