中国ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

キレイな札より汚い札の方を選ぶべし

2010/11/23

さてこの3枚のうち2枚がニセモノです。本物はどれでしょう?正解は真ん中が本物です。

さてこの3枚のうち2枚がニセモノです。本物はどれでしょう?正解は真ん中が本物です。

たまにこの状態のままお釣りを返されるので、つい摘んでしまいます。

たまにこの状態のままお釣りを返されるので、つい摘んでしまいます。

中国の通貨単位は、人民元(Renminbi)で、英語ではRMBと言われていますが、中国語では元(ユエン)と言います。中国のお金には、最小1角、2角、5角、1元、2元、5元、10元、20元、50元、最高100元があります。1元が日本円で約15円ですので、最高の100元が約1500円となるのですが、この100元札のニセモノがたくさん出回っています。私の友人がATMマシーンでお金を2000元下ろしたところ、その中の8枚分(800元)が偽札だったらしく、銀行側に苦情を言っても証拠がないと取り合ってくれなかったそうです。

ダンナも銀行から下ろしたお金に偽札が混じってあったと激怒していましたが、どうすることもできず、まだ1枚だったから良かったもんよ・・・っと慰めていたのですが、そういう私もやられちゃいました。レストランで食事をして、テーブルでお金を支払いお会計をすると、「この100元は偽札だ!」っと言ってきた。イヤイヤ・・・そんなはずはないのに・・・っとしぶしぶ他の100元に変えて支払い、家に帰ってそのことをダンナに話すと、「キミ、だまされたね」っと言う。私が渡したお金と、店にある偽札をすり替えられることはよくある事らしく、中国人は払う時に自分のお札の番号を店の人に伝えて渡すそうだ。そこまでしないといけないの、中国では??

面倒くさいったらありゃしない!!

また、偽札の100元を1枚10元で売っているところも見たことがあるのですが、騙されるのは決まって外国人なんです。中国人は札を触るとわかると言うのですが、私には未だにさっぱりです。キレイなお札にニセモノが多いと聞くのですが、100元だけではなく、50元、20元、10元にも偽札があるようで、何度も使われたような汚いお札ほど本物であり安全なのかもしれませんが、あまりにも汚すぎで・・・ついつい摘まみながら受け取ってしまうのは私だけでしょうか。

中国では偽札にも気をつけましょう!

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」