中国ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

中国産の野菜の恐ろしさ

2010/11/15

中国で作られる野菜には、水に溶ける農薬と、水に溶けない農薬の2種類の農薬が使われているらしく、水に溶ける農薬で作られた野菜の場合ならまだいいのですが、水に溶けない農薬で作られた野菜になると、いくら洗っても農薬は全て落ちることがありません。ですが、この野菜がどちらの農薬が使われているかなど、私にはわかるはずがないので、農薬を99%落とすと言われているアルカリ水を入れたボールに、30分以上野菜をつけておき、必ず火を通すようにしています。

野菜を水に30分以上浸すことによって、ほとんどの残留農薬が落ちるようなのですが、農薬は酸性のものが多いため、こうして食用アルカリを利用することによって、農薬を溶解させることができますので、もし中国産の野菜を買われることがあれば、このように洗われることをおすすめいたします。

また、中国人の友人が、食器を洗う洗剤を使って野菜を洗えば水に溶けない農薬のものも多少は落ちると言っていましたが、でもその食器洗い洗剤の質が悪かったら?・・・農薬に洗剤に、考えただけで食べたくなくなってきます。

そして、菜野菜類(チンゲン菜や小松菜など)の場合は、熱湯でゆでることによって、かなりの農薬が落ちると言われているのですが、菜野菜類をスープに入れてしまうと、そのスープに農薬が溶け出してしまいますので要注意です!

中国で作られた野菜類は、中国国内だけに限らず日本にもたくさん輸出されていますので、生野菜を口にする場合は、日本産のものだけを食べるようにした方がいいかもしれません。

我々の場合中国では、野菜類はじゃがいもや大根など土の中でできているもの、きゅうりやトマトのような皮がついたものは皮をむいて、これらを中心に食べるようにしており、レストランでは絶対キレイに洗われていないことを想定して、私はできるだけ食べないように心がけています。

その代わりに野菜100%ジュースを買って飲んでいるのですが、でも結局このジュースの野菜も中国産野菜で作られているので、農薬はちゃんと落ちているのかどうかが気になって飲めなかったりします。

日本での食に関しての安全性は、中国で生活している我々には本当にうらやましい限りです。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」