中国ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

広東人が話す普通語が通じないこともある

2010/11/09

今、私が勉強しているのは広東語!

本来ならば、中国のどこに行っても問題なく通用し、共通語である普通語を勉強するべきなのでしょうが、広東省に住んでいることもあり、ダンナの母国語は広東語であるし、友人、家族とは、ほとんど広東語で会話しているので、もちろん彼らは普通語も話せるのですが、できれば一緒に交わって話したい・・・っと広東語の勉強をしています。また、東南アジアを旅していると、驚くことに広東語で通じることが多く、香港では、普通語はほとんど通じないようで、英語と広東語が主流だったので、広東省・香港・マカオにおいての共通語は広東語であるという見方を私はしています。

また、広東人が話す普通語の発音と、北京人が話す普通語の発音が違う!っと気づいたのは、ダンナと一緒に北京に旅行に行った時のこと。よ〜く、ジ〜っと口元を観察していると、北京人は舌を反りながら巻く発音に対し、広東人は舌を一切巻かないようで、発音を聞いていると、その人が広東人であるかがわかります。

北京市内でホテルがどこにあるかダンナが通りすがりの人に尋ねたところ、「彼が何を言っているのかさっぱりわからない!」っと私に普通語で言ってくるが、そう私に言われてもねぇ・・・

じゃあ、ダンナに普通語の発音を習っても、通じないこともあるってこと?
よし!ダンナを助けるためにも?!私も少しくらい普通語を勉強しておいた方がいいかもねっと「とっさのひとこと中国語」のCDを聴いてみる。

おもしろいほど通じるフレーズ集、読むだけで中国がわかる、中国語が通じる!と書いてあるので、「ガン・ジェン・ニイ・ダ・シーホウ・メイヨウ・ジュェ・ダ・ニイ・ドウ・ハオ」(最初に会った時は、あなたのこと、いいと思わなかった)っと試しにダンナに言ってみた。

「ハァ〜ン???」っと、何て言っているのかチンプンカンプンのようなので、「ウォ・アイ・ニイ」(愛しています)で誤魔化したが、ダンナに愛しているなんて言ったのは何年ぶりだろうか。

そして本の裏表紙には、著者であるアグネスさんが微笑んでいるが、著者紹介を見て驚いた。

香港出身と書いてあるではないか!

広東語を母国とする香港人が話す普通語はどうなのであろうか?

CDを聴く限り、これまたダンナの普通語とは違うようであるが・・・

中国語を勉強するよりも、そんなことばかりが気になってしょうがない私・・・覚えるまでには、まだまだ時間がかかりそうである。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」