旦那様はオーストラリア人
中国系オーストラリア人の旦那様と結婚したlicaさんの面白い話。

ダンナと私の会話を聞いた店員さん

2010/11/05

中国のスーパーで買い物をしていると、必ずと言っていいほど、店員さんが近寄ってきて、頼んでもないのに勝手に商品の説明をしだし、たまに強引に買わせようとしてきます。
以前、化粧水を買おうと、ジョンソンに何て書いてあるのかを英語で通訳してもらっていると、店員さんがやってきて、それよりもこっちの方が良いと倍以上する値段の化粧水を売りつけてきた。(と言っても日本円にすると大した額ではないが・・・)金額はどうであれ、毛穴を縮めて、美白効果のあるものをっとジョンソンを通して店員さんに伝えてもらったところ、その店員さん、私に向かって、
「何でわざと英語で話しているのか?」っと言ってきた。
「彼女(私のこと)は、中国人ではないので中国語が話せないんだ」っと言うジョンソン。
「へ????どっからどう見ても中国人にしか見えない!」っとかなり驚かれ、何だか知らないが軽くショックを受けてしまった私。
考えてみると、中国に来てからというもの、誰一人として私のことを日本人だと当てた人はいないし、この前なんかジョンソンと英語で話していたら、彼は何人なのか?っと私に中国語で聞いてきたのである。
オイオイ・・・・
確かにジョンソンの方が日本人っぽいような気もするが、このような事がこの4年で数え切れないほどあった。
普通は、どちらか一方が相手の母国語をペラペラに話し会話をするといったスタイルが多いようで、我々のような二ヶ国語目同士を互いに話している光景は珍しく、しかもアジア人同士だし、わざと英語で話しているように思われるようです。
他にも、「中国の北の方の出身でしょ?」とか、「あなた香港人?」とか、たまに「フィリピン人?」と聞いてくる人もいるので、「よほどキミには日本人女性には見えない何かがあるんだろうね〜」っと言うジョンソン。
最近では、面倒くさいので香港人になりすましていることもしばしば・・・それに伴い只今広東語を勉強中です。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」