旦那様はオーストラリア人
中国系オーストラリア人の旦那様と結婚したlicaさんの面白い話。

オーストラリア人のダンナの家族との初対面

2010/10/04

私とオーストラリア人のダンナであるジョンソンのご両親と初めて会ったのは交際して2年経った頃でした。

ジョンソンのお兄さん家族は、シドニーで生活しており何度も会った事はあるのですが、その時ご両親は中国に滞在しており、是非会わせたいので一緒に中国に行こうと言われ、ジョンソン自身も10年ぶりに中国へ渡るとのこと。

実はあまり中国には興味がなく、わざわざ会いに中国へ行かなくても・・・っていうのが私の本音だったのですが、私の家族が来た時もジョンソンには世話になっているし、中国行った後に日本にも行こうということになり、中国へいざ出発!

初めての中国は、きっと日本の戦後ってこんな様子だったんだろうな、っと思わさせるようなそんな雰囲気に包まれており、空はどんよりしているし、とにかく蒸し暑く湿気がすごく、空気も悪い・・・ゴホッ!ゴホッ!

突然オーストラリアの大自然の世界から来た我々は、次の日から高熱が出てしまい、体がだるく、数日間どこにも行くことができませんでした。 さて、ジョンソンのご両親との初対面なのですが、ジョンソンのご両親も私の両親と同じく英語が全く話せず、広東語で話しかけてくるので、何て言っているのかさっぱりわからないでいる。

私が広東語をわからないことをいいことに、ジョンソン宅でも日本人のガールフレンドについて家族会議が開かれるのであろうか。あの時のジョンソンの気持ちが今私もわかったような気がする。

でも、ジョンソンのご両親は、ジョンソン同様とてもいい人で、何から何まで私の面倒をよく見てくださったのですが、中国ってトイレで風呂を浴びるんですね。住んでいる場所によって違うのかもしれませんが、ジョンソンのご両親の家では、お湯をたっぷり入れたバケツをトイレに運んで持って行き、小さな洗面器にお湯と水を足して入れて浴びるんだよっと身振り手振りジェスチャーで教えてくれ、シャワーなどそんなシャレたものなどありませんでした。

いつか、ここをキレイにリフォームしてあげるんだ!っとその時ジョンソンは言っていましたが、その1年後にジョンソンはご両親をシドニーに呼び寄せて我々と一緒に暮らすことになり、私もジョンソンの家族の一員となりました。今ではちゃんとシャワー付きの家にリフォームされています。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」