旦那様はオーストラリア人
中国系オーストラリア人の旦那様と結婚したlicaさんの面白い話。

オーストラリア人のダンナと結婚するまでの道のり

2010/10/06

シドニーにワーキングホリデービザで渡り、出合った中国系オーストラリア人のジョンソンとの別れが近づいてきました。

当時ワーキングホリデービザの有効期限は1年間で延長はできず(現在では1年間延長することができて2年滞在できるようです)、必ずオーストラリアから出国しなければいけませんでした。

私自身も1年間シドニーで英語の勉強をするのが目的だったし、ビザが切れたら日本に帰るのが当たり前だと思っていたのですが、日が経つにつれてだんだんジョンソンとの別れが辛くなってくる・・

ジョンソンもまたシドニーに帰ってこれないのか?っと聞いてくるが、両親とも1年の約束だったし、将来のことなどまだ何も決まっていないし、とりあえず私は1度日本に帰らなければならかったのでシドニーに戻ることを約束はできないと涙ながらにジョンソンに話しました。

最後に想い出にと2人でメルボルンに旅行に行ったり、初デートの場所で想い出話をしたり、パブで飲み明かしたり、日本に帰国するまで毎日毎日一緒にいました。 そして、とうとう別れの日。

空港まで送ってくれ、文通することだけを約束し、「今まで楽しい時間をありがとう!」っと最後に顔を引きつらせながらも笑顔で別れを告げ、ゲートをくぐったと同時に涙が溢れ出てきました。

税関のおじさんもあまりにも私が泣きじゃくっているので心配してくれたのですが、何でも私のようなジャパニーズガールを今まで何人もここで見てきたそうです。 出会いがあれば別れもつきもので、私も今までシドニー出会った友人との別れをたくさん経験してきましたが、ジョンソンとの別れが1番辛くて、飛行機が飛び立った後もずっとずっと涙は止まりませんでした。

そして、福岡空港に着いて、降り立った時に「よし!シドニーに戻ろう!」っとこの時私は決意を固めました。

その3ヵ月後私はシドニーに再び渡りました。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」