国内のおすすめスポット
国内旅行ではここがおすすめ!五つ星のおすすめスポットを紹介します。

栃木県日光市/走れトロッコ!見どころは人形!?思わず感情移入する足尾銅山

2019/07/18

突然ですが、私はイラストレーターで作家のみうらじゅん氏のファンです。私が言うのもおこがましいですが、日常の物事に対する目のつけどころが本当にユニーク。そして周囲にプレゼンテーションをすると、さらにユニーク且つ魅力的に思えてくるところがツボで、著書やDVDもいくつも所持しています。

少し前にはなりますが、イラストレーターの安斎肇氏とみうら氏の二人が日本全国を周り、各地の観光スポットを巡ったあと、旅館でご当地ソングを作って発表する「勝手に観光協会」というテレビ番組があり、毎週楽しみにしていました。

「勝手に観光協会」で取り上げられていた栃木県のスポットが足尾銅山観光です。足尾銅山自体は昭和48年に閉山しているのですが、現在は掘削や繁栄の様子を再現したスポットになっており、トロッコ電車に乗って見学が可能。黄色い小さなトロッコに乗り、穴の中を進んで行きます。穴の中は外とは異なり湿気が多く、肌寒い環境。もちろん鬱々としていて暗いです。坑夫たちはどのような気持ちでこの中に入っていったのだろうかと想像してしまいます。

こんなところで銅が掘られていたのかといった勉強になるのですが、それ以上に思わず注目してしまうというか、視線を送ってしまうのが、当時に状況を伝えるために設置された坑夫たちの人形です。当時の働きぶりや環境を伝えるために設置されているのですが、苦しそうな表情を浮かべていたり、渋い顔をしています。

人形たちの間では「こうして銅を採掘していたのだよ」といった説明を交えた会話が繰り返されており、銅山内はすべて人形によって解説されます。また、中には楽しそうに賭博の楽しみや上司へ愚痴を話す人形もいて、今も昔も変わらないものだなと思わせてくれます。

最初はここがみうら氏の来た場所だと聖地巡礼気分で訪れたのですが、黄色いトロッコが終点に着くころには、こうして苦労して採掘していたのだなと感慨深い気持ちにさせられました。

最後に、みうら氏は「勝手に観光協会」の中でも別の場所でも、度々足尾銅山で働く人形の話題を持ち出しており、その度に私も行ったもんね!と誰にも自慢できないけれど誇らしい気持ちになっています。

関連記事
ライタープロフィール

えのきさん/女性/年齢:30代/東京都在住/限りなくブラックに近いグレーな会社で激務を5年間経験。その後、自由を求めてフリーランスとして独立。現在は元気すぎる娘に手を焼く日々。趣味は一人旅と野球観戦とアニメと漫画。