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日本の昔を思い出させる夜店、台東

2014/04/23

中国の大きな都市ではどこにでもある夜店。もちろん青島にもあります。台東という所です。市内の西の方にあり、やはり旧市街地の中にあります。日中も、衣服やら、鞄やら、靴やら売っている小規模の店がたくさん開いています。でも夜5時を過ぎると、そこの歩行者天国にずらずらと、屋台のようなものが並ぶのです。

そこでは、衣服はもちろんのこと、アクセサリー、茶碗、化粧品、布団、枕、なんでも売っています。地元の若者たちも、よくそこで買い物をすると言います。他で買うより安いんです。明かりも、お店お店がともす小さな光が頼りです。

ただ、そこで買うものの品質は求めないでください。

中国で買い物をする時、高くてもいいものを買おうとは思わないほうがいいと思います。もちろん、自分で品定めをできるなら別ですが・・・でなければ、高いものを買って、すぐに壊れたら悔しい思いをしますよ。

日本人は品物をチェックして買う習慣はありませんよね。商品として売っている服に虫食いのような穴があったり、ファスナーがうまくしまらなかったり、なんて想像しないと思います。でも、ここではあらゆるものを買うときに、チェックが必要です。慣れていない日本人には難しいとおもいます。ですから、安いものをちょっとした、お土産や、遊び心で買うのはとてもおもしろいです。

少し前の日本を知っている人はこの夜店の風景をとても懐かしいと言います。道路に屋台が並べられ、所狭しと物が並べられた風景。土日は特に人が多いです。そんな人を見るだけでも、中国の活気を感じることができます。また、その周辺ではわりと安くておいしいレストランもたくさんあります。少し中国に慣れている人なら、そういったところで食べるのもいいと思います。

中国では人の多い所ではとにかくスリが多いです。日本人観光客は話さなくても、服装でばれてしまいます。しっかり、ファスナーをしめた鞄を前に持って歩きましょう。

中国人もリュックサックを前に背負って歩いています。そんな日本との違う風景もおもしろいかもしれません。

ライタープロフィール

ヤンヤンさん／女性／年齢：40代／中国在住／5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。