中国 青島のおすすめスポット
青島ビールのロゴ桟橋、小魚山公園、八大関、魯迅公園、海底世界、中国の市場など青島のおすすめスポットを紹介します。

青島のもう一つのシンボル、五四広場

2014/04/08

青島のシンボルと言えば、桟橋。桟橋は、市内の西にあります。西は昔栄えた町で、ドイツ風建物などが残った趣のある場所です。そして青島のもう一つのシンボルが五四広場の五月の風。五四広場は、現在の市の中心にあり、北側には市の政府ビルがそびえます。

1919年5月4日に青島の主権問題の大きな運動があり、青島の主権は1922年に中国へと返還されました。それを記念して、五四広場に五月の風のモニュメントが建てられました。これは高さ30メートル、直径27メートルの真っ赤な建築物で、五四運動勃発の導火線を象徴しているそうです。

五月の風のモニュメントの前には海が広がり、内陸から海を見に来る中国の観光客もいっぱいいます。また、夜はこの五月の風のモニュメントはライトアップされ、昼にはない美しい光景が見られます。わたしは夜のモニュメントのほうが好きです。

海に向かって左手には2008年に開かれたオリンピック会場が見えます。また、周りの芝生では春にはたくさんの人たちが凧をあげています。中国には電柱が少ないんです。だから、電柱にひっかかる心配もせず、高く高く凧を揚げています。

近くには、お土産さんも立ち並び、真珠のネックレスなどたくさん売られています。「この真珠は本物だ!」と、売っている人は、はさみなどで真珠を削ってみせ、「ほら、どこまでも真珠だろ!」と言います。表面をコーティングされているだけではない、と言いたいのでしょうが、その削られた真珠のネックレスを買うのは嫌ですし、自分の買った真珠が本物だという保証はどこにもありません。それでも、日本でちょっとネックレスをしたいときには、安いし重宝しますよ。私も、何度か買っています。

店の前に並べられているのは、キズのついた安いものです。奥にもっと高いですが、きれいで、大きい真珠が隠されています。もし、中国語が使える人がいれば、「奥のきれいなのが見たい!」と言ったほうがいいと思います。傷のない真珠のネックレスが、値切れば、一つ20元(350円弱)くらいにはなります。言われた値段では絶対買ってはいけませんよ!2つ一緒に買うなら、多分言い値の半分以下の値段にはなるはずです。

モニュメントに、凧上げに、海に、そして買い物に、いろいろ楽しめますよ。

関連記事
ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。