車椅子の旅行を楽しむ方法
「車椅子で旅しよう」「宿泊先の選び方」「レストランの選び方」「バリアフリーについて」など車椅子の旅行を楽しむ方法を紹介します。

電動車椅子が必要なわけ

2015/10/21

電動車椅子は必ずしも必要ではないと思います。電動車椅子は手動の車椅子に比べて重いので、車に乗せる時に大変です。うちの母親のように少し歩くなら、その場に応じて車椅子にしたり杖で歩いたりするので手動車椅子でも充分かもしれません。

しかし、これが旅行(特に長旅)となって来ると、勝手が違って来ます。介助者が車椅子を押して観光をします。その負担は介助者にきます。うちの場合は私の手荷物を母に持ってもらって、私が母の乗っている車椅子を押します。そのほうが母の負担も少なく、何より速いです。しかし車椅子を押している時間が長くなって来ると、介助者が疲れてきてしまいます。

私も金沢旅行では、心臓破りの兼六園の坂(笑)で気絶するかと思いました。私はまだ20代。車椅子を押して一日中歩き回る体力はありますが、母と同じ年齢の友人が介助者だったら大変です。金沢旅行以来、「頼むから友達には介助させないで、電動車椅子を買ってください...。」と頼んでいます。

名所に行くまでの道の途中で体力を消耗してしまっては観光どころではないでしょう。どこまでいっても真っ平らな観光名所はなかなかありません。お台場やオランダの都市くらいでしょうか...。古い城下町なんて、どこへ行っても坂道しかありません。ゆるやかな坂道でも、ずっと続けば疲れてしまいます。

そこで頼りになるのが電動車椅子です。確かに運ぶには重いのですが、電車の旅行でずっと乗っているんだったら、このほうが便利でしょう。なにより自分でスイスイ動けるので、本人もより楽しめると思います。介助してもらうと、介助者の進みたい方向にしか行ってもらえないのでつまらないところがあると思いますが、電動車椅子なら何処へでも自由自在。たとえ坂道でもすっと登れるので、旅行はもっとわくわくすると思います。

介助者に負担をかけないために、自分で好きなお店を見て回るなど対等な立場で楽しく旅行をするために、電動車椅子はあると便利だと思います。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。