ポーランドってどんな所？: 「心優しいポーランド人」「クラクフという美しい都市」「ポーランドの田舎で癒される」「意外に危険？ポーランドの治安」「ポーランドの食文化と現代の食事」などポーランドについて紹介します。

子供も大好き！じゃがいものパンケーキ

2014/05/23

ポーランドではじゃがいも料理が多いです。昔からポーランドでは、じゃがいもが主食として食べられて来ました。現在でもポーランドのじゃがいもはとっても安い！ポーランドの家庭では「安くて美味しいジャガイモ」を使った料理が食べられます。

Placki（プラツキ）は、子供も大好きなポーランドのじゃがいも料理です。家庭料理ですが、ポーランドの郷土料理屋さんでも食べられます。

なんと例えたら良いのでしょうか。じゃがいもをつかったパンケーキのような、ハッシュドポテトのようなものです。おつまみとしても、前菜としても、おやつとしてもいけちゃう、国民に愛されている伝統料理です。お店では少量で出て来るので、メインディッシュやサラダと組み合わせてオーダーしていました。でも小さくてもお腹いっぱいになるので、あんまり注文すると後悔します。芋と小麦粉なので、少量でもけっこう満足感があります。

ポーランドに限らず欧州各国では、このプラツキのような、いわゆる「じゃがいも入りのパンケーキ」が食されているようですが、ポーランドでは様々なソースをかけたり、ポテトと小麦粉の他にもタマネギ、チーズ、お肉などを入れる場合もあって、味のバリエーションが豊富です。

パンケーキとの違いはじゃがいもが入っているということ、ハッシュドポテトとの違いは小麦粉の量、そして油で揚げるのではなく少量の油で焼くということです。塩をふったりサワークリームや生クリームをかけて、シンプルにいただきます。きのこの濃厚なソースをかけるとまた美味しさが増します。砂糖をかければ、甘くて香ばしいデザートにも早変わりです。

私はポーランド旅行中、プラツキが一番美味しい！と思いました。様々な料理があるなかで、素朴な味に惹かれました。お店で食べましたが、プラツキはじゃがいも、小麦粉、タマネギ、卵、塩こしょうを混ぜ合わせるだけで簡単にできます。作っちゃった方が自分好みに作れるし、経済的。ポーランドの味が恋しくなったら、フライパンひとつでできちゃう、プラツキを作ってみてはいかがでしょうか。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。