ベルギーってどんな所?
ベルギーおすすめ観光スポット、チョコレートやワッフルについて、ベルギー人についてなど、ベルギーを紹介します。

小さな国の小さな首都ブリュッセル

2013/04/02

首都ブリュッセル

首都ブリュッセル

ベルギーと聞いて何をイメージしますか。「チョコレート」「ワッフル」「小便小僧」でしょうか。ベルギーはヨーロッパの中心に位置しているにも関わらず、フランス、イギリス、ドイツといった大国に囲まれてなんだか印象が薄いのです。ヨーロッパの中でもそんな存在なので日本人にとってはほとんど馴染みのないベルギー。しかし、そんなベルギーにももちろん知られざる魅力はあるのです。ここではベルギーについて覚えておくべき基礎知識についての話をしましょう。

まず知っておきたいのが言語について。ベルギーには「ベルギー語」がありません。ベルギーにはフラマン語(ベルギーのオランダ語)を話すフランデレン人、フランス語を話すワロン人、その混血、そして中東系移民、また多くの外国人が暮らしています。フラマン語を話すのかフランス語を話すのかはそのエリアによって変わります。

ベルギーの首都は「ブリュッセル」コンパクトな街なので一日あれば十分に市内観光が出来ます。他の国に比べると見所が少ないと言われがちなベルギーの首都ブリュッセルですが、実は欧州連合(EU)本部の所在地でもあるのです。つまりEUの首都であり経済の中心都市なのです。

ブリュッセルにはワロン人率が多くフランス語が一般的に話されますがフラマン語、フランス語、英語と対応してくれます。北ベルギー(フラマン語共同体)ではフランス語を話してもフラマン語で返されるようなことがよくありますが、ブリュッセル市民は旅行者への対応も慣れているので、たとえ英語を使っても快く対応してくれます。

首都ブリュッセルの美しい町並みは時折パリを思わせます。「アールヌーボー」の美しい建築デザインは今も街中に残っています。ブリュッセルに来て時間があるのなら、まずはのんびり街を散歩しましょう。アールヌーボーデザインが施された老舗カフェのテラス席に座り、コーヒーと一緒にワッフルを食べながらゆっくり外を眺め、ブリュッセルという街の空気を堪能するのもいいでしょう。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。