お父さんのための家族旅行
家族旅行って思っているより大変?旅行費用や宿泊施設はどうする?とお困りの方へ、お父さんの視点から見た家族旅行の役立つ情報を紹介します。

実際に家族旅行をしてよかった場所

2012/03/15

夏休みを利用して、3泊4日の家族旅行を数年間続けました。自家用車を利用して、出来る限り無駄をしない旅行でした。家族全員から、出来るだけ多くの場所へ所へ行ってみたいという希望がありました。だから行き先は、毎年、違うところでした。けれど、そんな私たち家族が、2年続けて同じ場所へ行ったことがありました。それが奈良でした。

古都、奈良は、歴史的建造物や古墳などが多い観光地でした。そしてそのときの子どもたちの年齢といえば、小学校5年生、小学校3年生、保育園の年中さんでした。小学生はまだしも、保育園では……と思ったのですが、意外にも全員が楽しめました。そしてそれが、家族旅行の良いところでした。

自宅から奈良へ入るまでに、車で5、6時間かかりました。そのあいだに、2ヵ所ほど寄り道をしました。まず滋賀県甲賀市甲賀町に、「甲賀の里・忍術村」がありました。勿論、そこは子ども中心の、体験式遊び場でした。手裏剣、池渡りなど、ゲーム感覚で遊ぶことができ、子どもたちは大喜びでした。

そして次は、三重県の伊賀上野でした。ここでは忍者屋敷と上野城を見学しました。甲賀の忍者村と違い、からくり満載の忍者屋敷に、子どもたちは大はしゃぎでした。自分で体験もできて、子どもたちはまたまた大喜びでした。

そして漸く、奈良へと入りました。ホテルでゆっくりと休み、あくる日から奈良見物をしました。しかし車は使用しませんでした。これまでの経験から、大きな町での観光は、定期観光バスのほうが便利だったのです。

駐車場、入場、食事、見学、それらすべてが事前に準備されていて、全てに待ち時間がありませんでした。一般の方が列を作って待っている横を、バスから降りてすぐに通り抜けていけるのでした。

小学生の2人が、国立博物館で、学校で習ったものを見つけて、得意げに話しはじめました。すると保育園児の娘も、興味深そうに、その話を聞いているのでした。

奈良公園では、煎餅をシカにとられて半泣きの娘を、上の2人が助けていました。奈良は、家族全員にゆとりのある旅行でした。そして子どもから大人まで、とても勉強になった、楽しい家族旅行でした。

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ライタープロフィール

キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。