中国で生活する上で大切なこと
中国滞在(7年)のヤンヤンさんが中国で生活する上で大切なことを紹介します。

せっかく中国で生活するなら楽しもう!そのために欠かせないこととは?

2015/01/07

せっかく中国で生活できることになったのなら、やっぱり中国での楽しみたいですよね。そのために、欠かせないことはやはり言語だと思います。中国人と友達になるにも、やはり言語は大切だと思います。

仕事で中国に住むようになった人の中には、日本人同士しか交流せず、中国人の友達は作らないと言う人もいます。でも、それではせっかく中国に住むようになったのにとても残念なことだと思います。中国の人たちから学べることもたくさんあります。

中国には日本語を勉強している人もいます。英語を話せる人もたくさんいます。でも、英語を話せるひとは、ある程度の生活レベルの人たちだけです。中国は貧富の差が大きい国です。いろいろな生活レベルの人と接して初めて、中国の生活、文化を知ることができるのです。

何を考えて生活しているのか知るには、言語、すなわち中国語が必要です。ですから、中国語の勉強は大切だと思います。中国で中国語を真剣に学べば半年〜1年で中国人とコミュニケーションをとれるようになります。もちろん年齢差はあります。私のまわりには60歳をすぎてから中国に来て中国語の勉強を始めたひともいます。時間はかかりますが、いくつになっても勉強する意欲と姿勢は持ち続けたいですね。

仕事の関係で中国に来ることになったら、通訳はいます。でも、自分で中国人が何を考え、何を話しているのかを知れば、中国における仕事も違ってくると思います。通訳を通して話すと、相手の中国人も私たちに親しみを持ってくれません。私たちが中国語で話すと、親しみを持ってくれます。距離が近づきます。信頼関係が生まれます。仕事をする上でも、信頼関係はとても大切です。

中国の、特に北のほうでは、だれとでも話すフレンドリーさがあります。そんなフレンドリーなところが中国のよさでもあります。知り合って3、4度会っただけで家に招待してくれることもあります。そして、中国の家庭料理を作ってくれ、家族と一緒に食事をしたりすることもあります。そんな雰囲気は中国ならではです。

もちろん、誰でも信用していいというものではありません。ある程度の警戒は必要です。でも、そんな経験をするには中国語を学ぶことは大切だと思います。

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ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。