中国で生活する上で大切なこと
中国滞在(7年)のヤンヤンさんが中国で生活する上で大切なことを紹介します。

中国のものは壊れやすいことを念頭において住居を探しましょう

2014/11/25

日本では、築10年のマンションというと、とても新しくきれいなマンションを思い描きます。そして、実際築10年なら外見も内装もまだきれいでしょう。

ところが、中国では築10年のマンション、またはアパートは、まず外見はかなり古く、汚いです。

私も、中国に来て初めて住んだアパートは築10年ほど経っていました。ところが、壁も階段も汚く、初めて見たときには築50年と言われても信じたほどで、ゲッソリしたのを覚えています。

ところが、一旦中に入ると内装は割ときれいにしてあるところが多いです。というか、きれいにしてあるところを選ぶことができます。

中国では、家を借りるとき家具つきか、家具なしかを選ぶことができます。一般にはそれほど長く中国に住む予定はありませんから、家具付きのほうが便利です。家具付きのほうが便利なのですが、問題は電化製品がすぐ壊れることです。壊れたら、大家さんに交渉しなければなりませんが、たいてい口で負けて自分で修理するハメになり、高くつきます。

今は高層マンションがどんどん建てられていますので、きれいなところに住みたければ高層マンションに住むことになるでしょう。しかし、気を付けなければならないのは、時々マンションのエスカレーターが壊れることです。

以前、高層マンションに住む友達の家に遊びに行ったときのことです。その日エレベーターが運悪く壊れていました。彼女の家は14階です。仕方なく、階段をのぼりました。

今までに何度か他のマンションでもエレベーターが壊れていて、階段をのぼったことがあります。ですから、高層階の部屋を借りるのも考えものです。もし、高層に住むならエレベーターは今までに壊れたことがないかを確認することも必要かもしれません。

そして、中国では消防設備があまり整っていません。消防車も高層マンションの最上階まで届かないそうです。ですから、イザということも考えるなら、あまり高層階はおススメできないです。

中国は物が壊れやすい、消防設備もまだ整っていないということは覚えておいたほうがよさそうです。

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ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。