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キューバはロブスター天国!

2016/11/24

キューバのロブスター

キューバのロブスター

キューバに行くなら絶対に試してほしいのが、ロブスター。ラム酒・葉巻と並んで、キューバ名物と言っても過言ではありません。

キューバでのロブスターは漁獲シーズンが決まっており、4−9月の春夏が季節なのですが、これは天然ものの話。養殖もされていて、一年中楽しめるのが普通です。

ぎっしり殻に詰まったぷりぷりの身を剥いで、ニンニクの利いたチリソースに絡めて食べるともう、そこは天国。

「でもそんな高いもの、食べられない」と敬遠しないでください。他の中米諸国に比べて物価が高いキューバにあって、ラム酒とロブスターだけは極上のものが破格の値段で試せます。レストランで食べても10−15CUC(約1000円−1500円)くらい、おすすめは滞在しているカサ(民宿)のお母さんが料理するロブスター。レストランに比べ格段に大きく良質なロブスターが、10CUC前後で食べられるのが普通です。

他のカリブ海沿岸の国でも食べることができるのですが、ここまでお得なのはキューバだけ。

あまりに安いので、ランチとディナー両方にロブスターを食べた日も何日かありました。さすがにそんなことをしていると飽きてきて、最後の方はメニューにロブスターがあっても見向きもしなくなり、敢えてチキンを食べたりしていました。人間というのは本当に、レアさに惹かれる生きものなんですね・・・

ロブスターの調理法は、ボイルかグリルで、ガーリックの利いたトマトソースか、バターガーリックか、塩のみでシンプルに食べることもできます。

朝シャン昼シャン(朝昼にシャンパン)ならぬ、朝ロブ昼ロブをしてみるのも、いい思い出になるかもしれません。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。