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「ボリビア・ラパス」「高山病に効く、ボリビアのコカ茶」「ラパスの街でエスニック料理」「ボリビア旅行のときに注意したいこと」などを紹介します。

スクレから日帰りで行ける、タラブコのマーケット

2017/03/03

トラックごと屋台にしてしまったオレンジ売り

トラックごと屋台にしてしまったオレンジ売り

スクレからバスで1時間半ほどのところに、タラブコ村という小さな村があります。ここは日曜日に立つ市場で有名で、村の中心にある教会周辺からメインストリートにかけて、びっしりと露店が並びます。

こちらはローカルバスを乗り継いで個人で行く方法と、旅行会社で申し込めるツアーに参加する方法があります。日曜日ということもありバスの本数は少ないですし、乗り継ぎも慣れないと上手くいくか分からないので、わたしはツアーに参加しました。現地での行動時間が3時間ほどしかないのですが、小さな村でマーケット以外に見るものもないので、十分な時間だと思いました。

教会に近い側では、エスニックな雑貨が売られています。手袋、靴下、ジャケット、ストールなど、スクレで買うより安い値段で手に入ります。

メインストリートでは野菜や日用雑貨などの露店が並んでいます。そこを抜けると、広い台地のような場所に出て、トラックごと屋台にしてしまったオレンジ売りを発見。確かに並べる手間は省けそうですが…。南米っぽいダイナミックさですね。

マーケットを見て時間が余ってしまったら、ツアーバスの発着場所近くにあるレストランで昼食にするのもいいと思います。こちらではコミダ・デル・ディアというセットメニューが40ボリビアーノ(約520円)で食べられ、観光客が集まる時間帯に合わせて村の伝統的な踊りのミニショーも見られます。

スクレの街を出て、郊外への日帰り旅行でリフレッシュするのも楽しいですよ。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。