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「ボリビア・ラパス」「高山病に効く、ボリビアのコカ茶」「ラパスの街でエスニック料理」「ボリビア旅行のときに注意したいこと」などを紹介します。

ラパスでスペイン語を勉強しよう

2017/02/01

中南米でスペイン語を勉強するなら、グアテマラとボリビアが一番人気です。どちらもマンツーマンレッスンの授業料が1時間6−7ドルと格安なのが特徴ですが、両国でレッスンを受けてみた感想として、ボリビアの方が講師のレベルが高いという印象を受けました。

ラパスの観光の中心、サンフランシスコ教会の裏手のサガルナガ通り、リナレス通り(通称魔女通り)のあたりには、スペイン語学校がいくつかあります。その中のひとつ、魔女通りにある複合施設の2階にあるのが、AYNI SPANISH INSTITUTE。小さな学校ですが、立地と口コミの評判がよかったのが決め手でした。

授業料はマンツーマンを週20時間以上する場合、1時間50ボリビアーノ(約650円)と格安。グループレッスンもあり、その場合もっと安くなりますが、スペイン語初心者だとグループレッスンで発言するのが難しいため、マンツーマンがおすすめです。

わたしの先生になったのは、まだ大学生のロイダ。若いので大丈夫かな、と最初は思いましたが、とてもしっかりした頭のいい子で、楽しく勉強できました。

1日4時間のレッスンで、授業内容は、会話と文法が半分ずつのバランスのいい感じ。テキストは学校側ですべて用意してくれるので、自分で買ったりする必要はありません。

ロイダによると、AYNI SPANISH INSTITUTEには日本人が多く勉強しに来るそう。日本人の生徒の場合は、あたりが柔らかいロイダがいつも指名されるそうです。ロイダのおばさんにあたるセリアが学校経営者で、セリアと勉強した友人によると、セリアは結構厳しい先生のようです。

わたしが通った6月はハイシーズンではなかったのか、午前中の授業に他に人はいませんでした。でも生徒が多い時期は友達もできやすいと思うので、ラパスにある程度の期間滞在する人は、スペイン語を習ってみるのも面白いと思います。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。