ボリビアってどんな所?
「ボリビア・ラパス」「高山病に効く、ボリビアのコカ茶」「ラパスの街でエスニック料理」「ボリビア旅行のときに注意したいこと」などを紹介します。

ボリビアで買えるお土産ものとは?

2017/02/15

ボリビアには先住民文化が色濃く残っており、その特色を生かしたエスニックな様々な工芸品やお土産物が手に入ります。首都のラパスの観光エリア、サンフランシスコ教会裏手のサガルナガ通りやリナレス通り(通称魔女通り)には、そういったエスニックな服や雑貨を売る店がたくさん並んでいます。

例えばお土産にするなら、エスニックな模様が入った、耳充てのついた毛糸の帽子はどうでしょうか。種類もいろいろあり、値段は25ボリビアーノ〜(約350円)とお手ごろです。またリャマの毛で作られた手袋や靴下も、暖かいうえに軽く、コンパクトなのでお土産に向いていると思います。

マテ茶と呼ばれるボリビアのハーブティーも、バラマキ用のお土産にはいいと思います。スーパーやちょっとした雑貨屋さんで買えるマテ・デ・マンサニア(カモミールティー)の他にも、お土産屋さんで独自にミックスしたハーブティを売っているところもあるので、チェックしても面白いかも。

ただ気をつけたいのは、コカの葉を使ったマテ・デ・コカは日本の税関でストップがかかってしまうことです。お茶とは言え、コカインの原料になる葉っぱなので…。税関で取り上げられるだけで済めばいいですが、別室送りになって質問攻めにあったりしたら、面倒です。

また、標高が高い街が多く、一年中肌寒いボリビアでは、お土産ものに限らずとも、自分の防寒着を現地調達するのもいいアイディアです。エスニック柄の毛織物のジャケットは100ボリビアーノから、リャマの毛のストールなどは50ボリビアーノから手に入ります。

ただ、たまに全身カラフルなエスニック調のボリビア服をまといすぎて、かなり奇抜に見えてしまっている外国人を良く見かけますが、ほどほどに取り入れてお洒落に着こなしたいものですね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。