ボリビアってどんな所?
「ボリビア・ラパス」「高山病に効く、ボリビアのコカ茶」「ラパスの街でエスニック料理」「ボリビア旅行のときに注意したいこと」などを紹介します。

ラパスの街でエスニック料理を楽しもう その1

2017/01/24

ボリビアで困ったのが、食事が美味しくないこと。これは中南米どこでも共通の悩みだったのですが、ボリビアは特に食事のまずさに悩まされました。いつどこで食べてもお米がパサパサしていて芯が残っていたのが印象に残っています。

しかしラパスはさすがに首都だけあって、美味しい各国料理が食べられるのが魅力でした。特におすすめの3店を挙げてみます。

1.けんちゃん
日本料理が食べられるお店です。ラパスには日本料理屋がいくつかあるのですが、アクセスの便利さ、手軽さ、味のバランスが一番とれているのがこの「けんちゃん」。

大通りのLas Estudiantesから1本わき道に入ったところにある、日本人会館の2階にあります。のれんをくぐればそこはまさに日本のレストランと変わらない空間。落ち着きます。

テーブル席と、靴を脱いで上がれるお座敷席があります。テーブル席はラパス在住らしき外国人でいつも賑わっています。対照的に、お座敷席はいつも日本人でいっぱい。やはり靴を脱いで床に座るというのが懐かしくなるんでしょうね。

メニューは、寿司桶から、カツ丼、牛丼、鍋焼きうどんなど、いわゆる日本の大衆食堂で食べられるような1品料理が充実しています。定食を頼むと、小鉢2−3品と味噌汁が付いてくるのでお得。一番高い寿司桶で57ボリビアーノ(約750円)、定食類は50ボリビアーノ前後でした。

味もびっくりするくらい美味しいわけではありませんが、日本で食べるのとあまり変わらない安心して食べられる味です。

日本の漫画もたくさん置いてあるので、ラパスに長期滞在している日本人のいいくつろぎの場になっているようです。

その2に続きます。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。