ニュージーランドってどんな所?
ニュージーランド在住の山下さんが住んでいる視点でニュージーランドの魅力を紹介します。

ニュージーランドはオールブラックス?オールホワイツ?

2011/01/07

ご存じ、ニュージーランドはオールブラックスの国です。「カムバッテ、カムバッテ」でおなじみの黒いラガーシャツのラグビーチームです。当然のように国民たちとラグビーは馴染みが深く、常にラグビーを観戦し、自分たちもプレーします。子どもたちも5歳くらいからラグビーのチームに入ることができます。かわいいちびっ子が一人前にラグビーボールを追う姿は微笑ましいものです。

と、わたしは特に深く考えずに思っていました。けれど、これがヨーロッパ系の母親になると「危ない!危ない!危ない!」となるようです。

なぜかというと、ラグビーにはタックルがあるからなんだそうです。わたしはラグビーなんてまったく知らなかったし、やったこともなかったのですが、すぐそばでタックルを見てみると、なるほどかなり激しい動作です。

だって、後方から接近して、相手のひざ下あたりを両手で掴み、無理やり引っ張って相手を倒すのですから・・・。一般道路で見知らぬ人にやったら、完全に傷害か暴行?罪で逮捕でしょう。

その影響か、最近ではサッカーも盛んになってきています。サッカーのほうがよほど安全で「お上品」だということのようです(道でボールのけり合いをしても逮捕されないし)。

ちなみに先ほど行われた、サッカーワールドカップのニュージーランド代表チーム名は「オールホワイツ」でした。ブラックにホワイト・・・ニュージーランドの皆さんは、あまり想像力が豊かではないのかもしれません。

そのほかにニュージーランドで一般的にプレーされる団体競技といえば、女性ならネットボールです。これは、バスケットボールにごく近いもので、ゴールの形態がやや違うだけです。ほかは、男性はクリケットとホッケー。日本で人気のある野球はまったく縁がありませんね。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。