ニュージーランドってどんな所?
ニュージーランド在住の山下さんが住んでいる視点でニュージーランドの魅力を紹介します。

貧富の差が激しい

2011/01/01

ニュージーランドは比較的安全な国だと思われているようです。治安がよく、特に警戒しないでも歩きまわることができるというイメージがあるようです。確かに凶悪犯罪は多くはありませんし、夜もそれほど気にせず出歩くことはできます。けれど、地域によって安全面にはかなり落差があります。世界中どこにでもいるでしょうが、ここにもギャングといわれるマフィアのような団体も存在します。

ただ、ニュージーランドのギャングの皆さんは仲間意識が強いのか(?)、みんな黒のおそろいのジャケットを着て、腕などにチームのマークのような入れ墨を彫り込んでいるので、会えばすぐにそうだと分かります。

まぁ、やっていることはマフィアと変わらないにしても、ご近所の人には迷惑をかけないという仁義?もあり、周囲の人には礼儀正しい?らしいと、テレビの「ニュージーランド・ギャング特集」では話していましたが。

ギャングの存在はともかく、ニュージーランドは場所によってかなり貧富の差が見られます。いわゆる「スラム街」と呼ばれるほどの土地は今のところ存在しませんが、それに近い地域はあります。これを見分けるのは非常に容易で、住宅の価格と失業率を調べると簡単に割り出せます。つまり、安い住宅価格で失業者が多い場所は、貧しくスラム的な雰囲気が漂う地域というわけです。

それらの地域の中には、「ビーチ目の前!広い!新しい!」なんて絶好の物件が安値であったりするのですが、いざ購入して移り住んだら怪しいご近所だった・・・なんてこともあるようです。だから、海外から「値段が安くて、ロケーションがいい!」というだけで購入を決めるのは危険かもしれませんね。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。