作詞、作曲の方法
アマチュアミュージシャンとして活躍しているMUMUさんの作詞、作曲の方法を紹介します。

実際に作った曲の紹介

2012/09/06

愛おしき子供たち

私がつくった曲は子供のようなものなので、優劣はつけられません。代表作と呼べるものもとくにはないのですが、私は歌詞のない曲だけのインスッルメンタル曲も数曲、つくっています。私はクラシックやジャズなどの演奏だけの音楽もよく聴きます。歌詞がある歌よりも、インスッルメンタルの方が好きなのかもしれません。

私が紹介させていただく曲も、インスッルメンタル曲と、友人からいただいた詞に曲をつけた曲、私らしい歌の三曲を紹介させていただきます。

一曲目は、ボーカロイドとDTMソフトで作成した「高天原」という曲です。キーボードに指を乗せ、自動筆記をしているような感覚でものの四、五分で作曲したものです。この曲は日本神話にでてくる高天原のイメージでつくりました。この曲にはコアなファンがいてくれています。

高天原 YouTube

二曲目は友人からいただいた詞に曲をつけた「海の星」という歌です。
十年近く、音楽活動を休止していて、久しぶりに活動を再開したものの、ボーカロイドでの作成やアレンジを考えたりすることは楽しいと思えたのですが、作詞作曲をする。歌い演奏することに喜びを感じられませんでした。そんなある日、「海の星」の詞をみて、久しぶりに創作意欲がわいてきました。もともとファンタジー系の物語や世界が好きな私です。私の歌の多くは日記や手紙のつもりでつくっているので、ストーリー性がありません。「海の星」は、読んでいると情景が浮かんでくるような詞でした。

久しぶりに作曲する喜び、歌い演奏する喜びがありました。聴いてみると、楽しげに歌い演奏している雰囲気が伝わってくると思います。代表曲とはいえませんが、音楽活動を再開したあとに、新たな展開を予兆させてくれた曲だと思います。

海の星 YouTube

三曲目は「君が好きだから」です。
この歌は私らしい日記や手紙的な歌です。ある日のこと、アニメ「うる星やつら」の劇場版をみていました。主人公の諸星あたるがラムに対して最後まで好きだといわないままにそれでもあたるの想いはラムに伝わります。ラムは私にとっては理想の女性なので、ほんとうにうらやましいと思ったものでした。(笑)

私はみていて感動し、涙があふれてきました。私は歌のなかで、愛している、大好きだと連呼してきました。ほんとうは口にもださず、歌にもしない方がよいのだろうか、と自問自答しつつ、つくった詞と曲です。「うる星やつら」は、自分の想いや表現方法に関して貴重な提言を投げかけられた映画でした。

君が好きだから YouTube

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。