作詞、作曲の方法
アマチュアミュージシャンとして活躍しているMUMUさんの作詞、作曲の方法を紹介します。

作詞をはじめたきっかけ

2012/08/21

ほんとうの私を伝えたくて

小学生の頃は明るいうちは外で遊び、夕方になると家のなかで読書をしている毎日でした。本は学校の図書館から借りてきたもので、その当時、学校の生徒のなかでいちばん本を借りていたという記録がありました。

小学生の頃から詩を書き始めて、自分の想いや考えを言葉にすることを覚えたのです。詩は今も書き続けています。十数年前に、弟が先に携帯でホームページを作成していたのですが、私に無断で私の詩や小説をホームページにアップして、高い評価を受けていたそうです。携帯でこつこつと文字を打ち込んでのアップです。はじめてそのことを知ったときは、ほんとうに嬉しかったものです。私が弟のホームページを受け継いで、ネット友と私が呼んでいる人たちと交流をして、ネット友の人たちが、いままでアップしていた詩のすべてが私のものだったと知り、とても驚いていました。

作詞に関しては、中学生の頃にギャグの歌と同時に即興で作詞と同時に作曲したものがはじめての作詞ですが、本格的につくりはじめたのは、家族で北海道に引っ越すさい、「しらない街へ」という歌で、作詞と作曲を同時につくってからです。今もそうですが、ほとんどの場合、詞の文字と音符はあわせていません。ときには字余りのようになることもあります。それは当時のプロのシンガーソングライターたちを聴き、詞を研究して、そうか、詞の文字と音符があわなくてもいいのだと思ったからです。もちろん、あわせることもさほど面倒ではありません。ときには音符にあった詞を書くこともあります。

詞は曲とおなじで、いくつかのパターンがあります。自然と浮かんでくる場合が一つ。考えていることがあったり、社会に対する憤りの気持ちがわいてきたとき、エッセイを書くような感じで詞を書く場合が二つ目。誰かに歌を贈りたいと思ったときに、手紙を書くような気持ちで作詞する場合が三つ目。もう一つは演歌などの、プロ的の意識で作詞する場合が四つ目です。四つ目は、ずいぶん時間をかけて作詞します。この場合、音符と詞の文字があうように作詞するようにしています。

私の場合、作詞するさいは、手紙や日記代わりのように書くことが多いので、少しばかり感情が先走りしている詞が多くあるような気がします。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。