北海道旅行記
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札幌/「北海道大学」散策おすすめコース

2015/03/23

北海道大学

北海道大学

かつて大学受験の時、北の大地にあこがれて北海道大学への進学を希望する友人がいました。国立の難関大学である北海道大学は人気で、特にマンガ「動物のお医者さん」に登場したH大獣医学部は北大がモデルとされ、連載が続いていた当時、受験生が全国から殺到したそうです。緑豊かな広々としたキャンパスは東京や大阪にはない独特の雰囲気があり、あこがれる気持ちもわからなくはないです。

そんな北大ですが、大学入学はともかくとして、誰でもキャンパス内を散策できます。

北大は、明治9年(1876年)に北海道開拓史官吏養成のために開校された札幌農学校が前身で、135年もの歴史を誇ります。初代教頭はアメリカから招かれたあのウィリアム・スミス・クラーク博士。卒業生には、キリスト教思想家の内村鑑三、教育者の新渡戸稲造らがいます。現在、12学部・18大学院があります。

広いキャンパス内を歩いていると、思わず迷子になってしまいそうです。キャンパス内を自転車で移動する人が多いのもわかります。いくら歩いても歩いても、とにかく広い。

まず、北大のシンボル、クラーク博士の像からスタート。ここは札幌駅からも歩いていける、北大のキャンパスでは最南端にあります。そして、明治42年(1909年)に古河財閥の寄付金で建設された建物の1つ、古河講堂(内部見学は不可)に立ち寄り、北海道大学総合博物館では絶滅した哺乳類のデルモスチルスの骨格標本などを見学しました。その後、北大のシンボルスポットであるポプラ並木を目指すとあいにく工事中だったものの、なんとか念願の70本あるというポプラ並木が見られてホッ。さらに、酪農家をイメージしたという畜舎などがかわいらしい札幌農学校第二農場まではさすがに行けませんでしたが、さらに北にもまだまだキャンパスがあると聞き、北大の偉大さを足で実感。

なお、北大認定のハム、梅酒などのオリジナルグッズを「エルムの森ショップ」で発見。これも札幌土産に良さそうでした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。