北海道旅行記
「赤レンガ庁舎」「話題のスイーツ・セレクトショップ」「札幌らーめん共和国」「小樽 北のウォール街」など北海道おすすめスポットを紹介します。

札幌/「赤レンガ庁舎」も外せない観光スポット

2015/03/12

北海道庁旧本庁館

北海道庁旧本庁館

札幌観光のメインは、時計台ともう1つが「赤レンガ庁舎」の名称で親しまれている北海道庁旧本庁舎です。時計台から歩いて5〜10分ほどで行くことができます。

風格がただよう赤レンガ色の建造物、緑豊かな前庭など、北海道開拓期の面影をいたるところで感じられる観光スポット。内部も無料で公開されています。かつて北海道行政の中心地だった場所で、アメリカ風ネオ・バロック様式の建物は国重要文化財にも指定されています。

館内ではさまざまな展示を見ることができました。

例えば、樺太関係資料館。ここには、北海道とゆかりの深い南樺太の資料を中心に、現在のサハリンとの交流も含め、パネルやジオラマ、生活用品などの資料を展示しています。特に、かつて日本の領土だった南樺太が戦争をはさんで旧ソ連、ロシア領になり、多くの民間人が犠牲になった歴史は見ていてとても辛いものがありました。

また、北海道の歴史ギャラリー(北海道開拓記念館)には、札幌郊外にある同館の所蔵物が並ぶ中で、カモシカなどの北国の動物のはく製や化石は見ごたえがありました。

そして、北方領土の歴史や日露の領土問題への取り組みなどをパネルや映像でわかりやすく紹介する赤レンガ北方領土館、北海道の歴史に関する文書や記録などを収集・保存する北海道立文書館など、いずれも本土とは違う歴史を歩んできた北海道ならではの紹介がなされ、とても勉強になりました。かつての長官や知事が執務していた「記念室」も見学でき、大きな机の横には日本の国旗とともに北海道旗が置いてありました。

もう一度、建物の外に出てみると、時計台と同じ「赤い星」の五稜星が随所で見られたり、建物中央の八角塔を見つけたり。この八角塔は以前に消失した開拓使札幌本庁舎をしのんで設けられたそうです。外壁の赤レンガも約250万個もあります。

再び館内に戻ると、北海道、札幌のお土産コーナーもあり、買い物もできました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。