イタリア ヴェネツィア旅行記
「ヴェネツィア料理といえば?」「イタリアジェラートに感動!」「ヴェネツィアで海水浴できる?」「アートの祭典、ヴェネツィア・ビエンナーレ!」「何がある?ジュデッカ島」などイタリア ヴェネツィアについて紹介します。

ヴェネツィアの複雑すぎる道

2014/03/14

ヴェネツィアの複雑すぎる道

ヴェネツィアの複雑すぎる道

ヴェネツィアには細い道が多く、迷路のように複雑で、地図を見ていても迷ってしまいます。目的地があるとなかなかたどり着かなくてイライラしてしまいますが、これが目的のない旅だと、ヴェネツィアの古い街並を楽しみながら探検しているような気分になって楽しいです。

ヴェネツィアを楽しむには一人か、気が合う友人が必要です。あまり気が合わない相手と旅行したり、2人の間に旅行の経験値の差があったりすると、ケンカの原因になります。ヴェネツィアは特にそうなりやすいかも。照りつける太陽も冷静になって考える力を奪います。ヴェネツィアを新婚旅行先に...と考えているカップルは気をつけましょう。

ヴェネツィア散策をしていると、いろんな発見があります。小道を通って奥に行けば行くほど旅行者が少なくなり地元の人々が目につくようになります。レストランやバールも派手さはなく、こじんまりとしているけど、やたらイタリア人の客ばかりが入っているところを見ると、地元の人も認める美味しいお店であることがわかります。グラスショップやアクセサリーショップも、水上バスの停留所があるカナル・グランデ (Canal Grande)沿いのショップに比べると安いです。

ヴェネツィアは水の国で、島中に運河が流れています。島と島を区切る運河には小さな橋がいくつもかかっています。細い路地や橋が多いため、自動車はもちろん、自転車で通行するのも禁止されているそうです。つまり、ヴェネツィアではタクシーやバスは使えず、移動手段は徒歩のみなのです。旅行者の味方である公共の交通機関は利用出来ず、地図を見ながら島中を徒歩で回ることしかできません。ヴェネツィア本島を区切る一番太い運河、カナル・グランデには水上バスや水上タクシーがありますが、この運河沿いはヴェネツィアで最もツーリストであふれています。

「ヴェネツィア散策は自分の足で」ということです。ヴェネツィアは美しく、そして足が疲れるところでもありました。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。