車椅子のお母さんと金沢旅行
兼六園、21世紀美術館など金沢の観光情報とバリアフリー事情を紹介します。車椅子の方が旅行するとどういうところが気になるのかが分かります。

金箔がお土産?

2015/08/06

金沢のお土産は何にしましょう。お土産には迷いましたが、お土産のひとつに「金箔のあぶらとり紙」を買ってみました。「ん?金沢で金箔?あぶらとり紙?」と思った人はいませんか?

金沢は金箔が有名です。なんと日本産の金箔の99パーセントは金沢産なのです。さらにあぶらとり紙の発祥の地も金沢です。あぶらとり紙は京都のイメージがありましたが、「金沢が先なのだ!」と地元の人が豪語していました。金箔を薄く延ばす際に使う「箔打ち紙」が後にあぶらとり紙として使われるようになったそうです。「金箔あぶらとり紙」を金沢土産として買ってみました。ちょっと豪華なこのあぶらとり紙は、女性にとても喜ばれます。

うちの母も「ご近所に配る!」といって金箔あぶらとり紙や金箔グッズを買っていました。金沢には金箔が売っているお店がたくさんあります。金沢市内にある「東茶屋街」には金箔を売っているお店がたくさん。中には黄金に輝く「金箔の壁の蔵」があるお店もありました。金箔のお店もある 東茶屋街は落ち着いた雰囲気です。お茶屋さんやお食事どころがあります。また金沢をのんびりお散歩したいのならおすすめです。

金箔は食器、雑貨、アクセサリー、お茶菓子などに使われていました。割ると金箔がふってくる金箔入り割り箸も。金箔入りのお守りが売っていました。金箔を持ち歩くと縁起が良いそうです。車につけておくと交通安全のお守りになります。金箔が入っているだけでも、お料理が豪華に見えますし、おめでたいですよね。金箔でお客さんをおもてなしできたら、きっと喜んでくれることでしょう。金沢では様々な金箔グッズが手ります。見てるだけでも面白いですね。

金沢駅で北陸鉄道バスかJRバスに乗って少し行ったところに「金沢市立安江金箔工芸館」があります。これは金沢の伝統産業である金箔についての博物館です。金箔の作り方や歴史についての展示が見れます。もし金箔に興味があるマニアックな方は、こちらにも足を伸ばしてみてください。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。