車椅子のお母さんと金沢旅行
兼六園、21世紀美術館など金沢の観光情報とバリアフリー事情を紹介します。車椅子の方が旅行するとどういうところが気になるのかが分かります。

近江市場が終わっていても…

2015/07/15

金沢の近江市場には、新鮮なお魚がいっぱいありました!駅前からのアクセスも簡単です。市場の中にはお寿司屋さんや魚介のどんぶり屋さんがあります。

母と早めの夕食を食べようと近江市場にやって来ました。最初は何を食べようか相談してわくわくしながら歩いていましたが、だんだんと雰囲気が何かおかしい、ということに気づきはじめました。市場なのに閑散としたした雰囲気。人出もなく、お店の店主は道に水をまいたり、魚をしまったりしています。なにやら片付けをしている様子...。

私も母も「鮮魚市場は夕方には終わってしまう」ということをすっかり忘れていました。お目当てだった市場内にある海鮮丼屋さんもすでに閉まっていて、そこで食べることはできませんでした。

「閉まってるー!どうしよう!」「うーん、なんでも良いよ。海鮮にこだわらなくたって。」そうは言ったって、せっかく金沢だし、初日の夕食だし。「できれば金沢名物の美味しいものが食べたい!」良さそうなレストランはまだやってないか、近江市場をうろうろと歩いてみました。

金沢公園のほうから近江市場に入り、そのまま市場を通り抜けて駅側のほうへ出ました。すると「近江市場館」なるものが大通り沿いにありました。ここに入っているレストランの多くは、夜でもやっているということを知り、さっそく行ってみることに。

近江市場館にあるレストランでは腰を落ち着けて美味しい海鮮が食べられます。ここにはお寿司や天ぷらなど和食系だけではなく、フレンチや中華もありました。近江市場の新鮮な魚を中華や洋食で食べられるのは嬉しいですね。

いろいろあって迷ってしまいましたが、高すぎず安すぎず、ムードも良く、お酒も飲める居酒屋風のお店があったので入ってみることに。居酒屋に入ったのはいいものの、母は飲めないし私も母の車椅子を押して帰るので飲まない方が良いだろうと判断。お酒は飲まず、ご飯だけいただきましたが満足でした。金沢初日の夕食は海鮮丼とかにクリームコロッケになりました。美味しかったです。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。