ヨーロッパ旅行で女性が気をつけること
ヨーロッパに長期滞在しているMIKIさんがヨーロッパ旅行で女性が気をつけることを紹介します。

TPOをわきまえた服装

2015/04/08

南国で開放的になりすぎたらダメ?
ついついやってしまうこと。それは「南国で露出度の高い格好をして教会やお寺を訪れてしまうこと」です。南国は暑い。なのでキャミソールやミニスカート、ビーチサンダルなどで観光することが多いです。「常夏の国だよ?長袖なんかいらないだろう!」と言って長袖を持って行かない人もいると思います。しかし、そこに待った!と言いたいです。

南国ってラテンノリで軽いイメージがありますが、中南米にもアフリカにもアジアにも南太平洋諸島にも、厳格な宗教国がたくさんあります。そしてヨーロッパにもそういった国があります。外では派手な格好ができても、寺院や教会の中ではそうはいきません。タイバンコクの有名なお寺では、太ももが出た服装をしている観光客でも見学ができるように、タイパンツや腰に巻ける布を貸してもらえます。しかしほとんどの場所では、こんな待遇はありません。服装が原因で立ち入り禁止となる場合もあります。せっかくの観光ができなくなってしまわないように気をつけましょう。

美意識の高い日本人
おしゃれが大好きな日本人は旅行中でもキメキメのファッションをしがちです。悪い事ではありませんが、明らかに浮いてしまっている場合もあります。例えば都会の街中を歩くならまだしも、トレッキングツアーなどにヒールや革靴を履いてやって来る人々もいます。これは単純に危ないので、けがをしてしまわないように気をつけましょう。

またセクシー系ファッションが仇になることも。保守的だったり、おしゃれに無頓着な国では、娼婦をしている移民に間違われることまであるようです。パーカーやジーパンの私には縁のなかったトラブルですが、セクシー女子はストーカーされたりしてました。これもこれで大変なようです。まあ自分の個性を貫いても良いと思いますが、イスラム圏の国などではこれがルール違反・マナー違反とも捉えられてしまいます。ヨーロッパ圏のほとんどの国では問題がありませんが、トルコ旅行では少し服装に気をつけて下さい。

まとめ
郷に入っては郷に従えという言葉があるくらいです。空気が読める日本人は、こういったことであまり失敗がないとも思います。気にしすぎてもまたストレスになるとは思いますが、自分や人が嫌な気持ちにならないようにちょっと気遣えたら良いですね。

関連記事
ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。