北京旅行記
「北京で中華料理を堪能」「北京の芸術村」「万里の長城へ!」「ラストエンペラーの舞台」「中国のテーブルマナー」などを紹介します。

変わる北京

2013/07/17

中国の首都である北京は10年前と比べて大きく変わりました。勢いのある急激な変化は今でも留まることを知りません。

古い建物や道路が立ち並び、数えきれないほどの自転車に乗った人でどこも混雑している...以前の北京はそういったイメージがありました。今ではそのイメージは薄れ、高層ビルが立ち並ぶモダンな都市に変わりつつあります。高級車も街中で見かけることが多く、自転車人口は減り、iPhone(もどき?)を持った若者もカフェや地下鉄でごく普通に見られるようになりました。

2008年の北京オリンピック開催をきっかけに、北京市内が一斉に整備されました。オリンピックが現在の北京が作られる1つのきっかけになったのです。北京オリンピックに合わせて北京首都国際空港にも新しいターミナルが増築され、アジアでダントツの規模を誇る空港になりました。

当時はオリンピックスタジアムも注目されましたね。オリンピックスタジアムのメインスタジアム北京国家体育場(鳥の巣)は、その設計にスイスのモダンアーキテクチャを採用したため話題になりました。鳥の巣のようなユニークなデザインを一目見ようと、オリンピック期間中から国内外から訪れる人が後を絶ちませんでした。

私が中国に行ったのは、北京オリンピックの3年後でしたが、その時にはすでにどこもかしこも北京市内は新しくなっていて、昔ながらの中国のイメージがまったくなくなっていたことを覚えています。自転車も車もごった返して危険だった北京の道路はオリンピックをきっかけに広くて綺麗な道路に生まれ変わっていました。自転車・原付バイク専用道路もできたので以前より走行が安全になりました。整備された道路、ショッピング街、高級レストラン....そこには古く寂れたイメージはありませんでした。

旅行中も北京の地元民を観察していましたが、高級そうな服を身につけている人も多く、日本とたいしてかわらないイメージでした。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。