英語翻訳のアルバイト体験記
「翻訳をするときのコツ」「翻訳をして楽しかったこと」「失敗談」など翻訳のアルバイト体験記を紹介します。

どうやって翻訳アルバイトを始めたか

2012/04/06

翻訳アルバイト
まだ大学院に通っている頃、なかなかアルバイトをする時間がとれず生活に困る時期がありました。アルバイトをしたいのだけど、なかなかコンスタントに一日丸々空きという日を作れない、そんな折に出会ったのが翻訳のアルバイトです。ネットの募集サイトでたまたまひっかかった仕事。1日3時間からのシフトでOKということだったので、当時のわたしにはもってこいでした。なので、べつに翻訳や英語に興味があったわけでもなく、ましてや自分のスキルを生かしたいと思ったわけではありません。

実際に翻訳のアルバイトをしてみて思ったのは、一言で翻訳の仕事とはいっても、その実はいろいろな種類があるんだなということ。始める前のイメージは書籍の訳。ただ、わたしがアルバイトでやっていた翻訳というのは、海外製品の説明書の訳だったり、英語雑誌の翻訳というものでした。とある海外インテリアの卸企業で働いていたのですが、海外インテリアを扱うくせに社長が英語を苦手としているというなかなかに素敵な会社で、わたしを含め学生のアルバイト組が社長のために訳をするというのが仕事の内容でした。翻訳とは言いながら、そういったアバウトなものだったので、なぜかときに倉庫の整理に駆り出されたりと、どこまで本気で翻訳をさせたかったのかは分かりません。とはいえ、学生には非常に良心的な会社で、たとえば3時間でも5時間でも、それに週1でも、働きたい時間が自由に設定できたのはありがたかったです。

ところで、自分もまがりなりにも翻訳という業種にたずさわってきたのだけど、そういえばいわゆるプロの翻訳家というのはどうやってなれるのでしょう?たとえば海外小説の裏表紙などを見ていると、訳者の名前とプロフィールとが載っていますが、ああいった方はどのような経路を経て訳者になったのかな、などと考えてしまいます。プロの翻訳家を目指している方にはなんの参考にもならない内容になってしまいましたが、こんなアルバイトもあるんだと思っていただければ幸いです。

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ライタープロフィール

横浜ホームズさん/男性/年齢:30代/横浜在住、福岡から横浜に来てはや10数年。もはや博多っ子と浜っ子の境を見失う30男。美しいものが好き。だけど醜いものはもっと好き。人生、味がある方がいいよね。