英語塾講師の体験記
英語塾講師として働いた経験を紹介します。

受験とインフルエンザ

2012/06/06

塾講師をやっていて、毎年冬になると心配になるのがインフルエンザ。受験シーズン真っただ中ですので、受験生がインフルエンザにかかると非常に困るわけです。ですので、塾でもやれる対策はとことんやる。アルコール殺菌に手洗いうがいの励行などなど。そこまでやってもインフルにかかる子は出てきてしまう。不特定多数の人間が集まるのは何も塾だけではありませんから、他の場所でうつされてしまったらもうどうしようもないわけです。実際、わたしが働く校でもすでに何人か出てしまいました。学校の方でも流行りだしているとのこと。去年の今頃もそうでした。ですので生徒が来るたびに、

「手を洗ってきなさい」

が口癖の日々。ところがどっこい、なんと、そんなことを言っているわたし自身がインフルエンザに感染してしまったのです。予防注射を打っていなかったわたしが全面的に悪いのですが、それにしてもタイミングというものがあるだろうインフルよと。まったくもって間が悪い。当然わたしも中3を担当しているわけでして、もう非難轟々です。いったいこの時期に誰が代わりに授業をやるのだと。まさかインフルのまま職場に顔を出すわけにもいかず、それから5日間の自宅待機。

ところでインフルエンザ、久しぶりにかかったのですが、案外治りが早かったように思います。もちろん、完治ということで言えば、インフル菌が完全にいなくなる5日間ということになるのでしょうが、感覚からいえば2日ぐらいで日常生活に支障がないほど回復しました。そんなわけで、5日間の療養期間のうち最後の2日くらいは体調もよく、かんぜんにバカンス状態でした。しかし、それがなおさら生徒に申し訳がないわけで…。

とにもかくにも、今は職場復帰です。相変わらず周りにインフルが流行ってますが、もはや誰のせいというわけでもないでしょう。もちろん、わたしのせいでもない。そんなことを言ってもしょうがないので、入試に向けて走るのみです。

関連記事
ライタープロフィール

横浜ホームズさん/男性/年齢:30代/横浜在住、福岡から横浜に来てはや10数年。もはや博多っ子と浜っ子の境を見失う30男。美しいものが好き。だけど醜いものはもっと好き。人生、味がある方がいいよね。