- 危険物乙種第4類を取得する方法
- 「危険物乙種第4類ってどんな資格?」「危険物乙種第4類ってどんな資格?」「おすすめ勉強法」など危険物乙種第4類を取得する方法を紹介します。
危険物乙種第4類ってどんな資格?
2020/11/04
乙四試験の内容は、3つの科目に分けられています。その科目は、「法令」、「物理化学」、「性質・火災予防・消火」の3つ。乙四試験の大変なところはこの3つの科目がそれぞれが独立した採点で、3つの科目すべて60%以上の正解率を取らないと合格できないところにあります。例えば「法令」と「性質・火災予防・消火」の科目の両方が100%の正解率でも、「物理化学」が50%なら試験は不合格。逆に言えば、3つの科目すべてギリギリ60%の正解率で合格になります。乙四試験は、バランス良く点数を取ることがとても重要です。
○「法令」(出題数15問)
法令はその名の通り、危険物を扱う上で必要な法律の知識を確かめるもの。例えば定期点検の点検記録に必ず記載しなくてはいけない内容についてだったり、提示された条件の危険物の貯蔵量を計算式を使って求めたり、というような内容。資格保持者の定期講習や免許更新の仕方についての問題もよく出題されます。
○「物理化学」(出題数10問)
この科目の名前だけ見るととても難しそうですが、そんなことはありません。危険物の資格試験なのでそれに特化した専門的な内容もありますが、学生時代に習ったことの復習的な内容も多くあります。例えば、5つの選択肢の中から化合物を選ぶもの。学生時代に文系だった私でも記憶あるような内容の問題もあります。どちらかといえば暗記で乗り切れそうな科目です。
○「性質・火災予防・消火」(出題数10問)
この科目は危険物ごとの特性を知り、火災を起こさないための設備、火災が起きた時の対処方法の知識を確かめるためのもの。石油類の分類、それぞれの貯蔵タンクに関する決まり、セルフガソリンスタンド営業において必要な消火設備についてなど、広い分野から出題されるのが特徴です。
乙四試験は5択のマークシート方式を採用しています。中にはひっかけ問題もあったりしますが、運転免許試験のような意地の悪いひっかけ問題はありません(笑) 出題傾向を見極めるのが重要になってきますが、そこは過去問をたくさんやれば大丈夫。計算問題も、数字が変わるだけで公式は変わりません。乙四資格取得を考えている人は、ぜひ気軽に始めてみてください!
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李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。