沖縄旅行記
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本島最北端・辺戸岬を目指す

2013/07/26

沖縄本島の最北端にある辺戸岬

沖縄本島の最北端にある辺戸岬

最初に沖縄を訪れた時、1泊目の宿が「JALプライベートリゾートオクマ」という本島北部にあるリゾートだったのですが、そのまま最北端までもうすぐだったのに連れて行ってくれず、ちょっと残念な思いを抱きつつ、約15年後、やっとその最北端まで行きました。

その時は、車ではなくバイク、しかも「スズキ スカイウェイブ250」というビッグスクーターを那覇でレンタルし、名護市のホテルに1泊して翌朝、最北端を目指しました。道は、沖縄本島の幹線道路、国道58号なのでカンタンで、北部エリアの"やんばる"まで来ると車やトラックもほとんど走っておらず、美しいコバルトブルーの海を横目にとても快適なドライブを楽しみました。

そして、本島最北端の辺戸岬に到着。この辺戸岬の向こうには、鹿児島県の与論島がうっすらと見えました。ここはアメリカが占領していた時代、本土復帰運動のシンボル的存在だったそうで、辺戸岬の先端には「碑」が立っていました。戦後、沖縄だけが日本と切り離され、向こうに見える与論島は日本だったわけですから、本土復帰を願っていた人にとって辺戸岬はさまざまな思いを抱きながら立っていたんだろうな、と。

辺戸岬の見学は自由で、駐車場も無料でした。バスツアーの人々もチラホラいましたが、沖縄を自分のバイクでツーリングする人も見かけました。しかも「埼玉」ナンバーで、声をかけて聞いてみると、埼玉から鹿児島までバイクで自走し、鹿児島から沖縄まで船で渡り、沖縄本島をめぐっているそう。そのバイタリティ、すごいなと思いました。自分は、関西に住んでいるけど、自分のバイクを沖縄まで持っていく気力はなく、飛行機で飛んでレンタルしたので・・・

沖縄を訪れてもなかなか北部のやんばるまで訪れる人は少ないと思いますが、海の色も違いますし、自然もたくさん残っていて、自分も一度訪れたきりですが、もう一度改めて訪れたいです。道中、道の駅やおしゃれなカフェ、有名な沖縄そばの食堂などもありました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。