みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

ニューヨーク/ジョン・レノンや音楽家たちのエリア

2010/04/03

ニューヨーク

ビートルズ、ジョン・レノンの曲が好きというファンは、必ず訪れたいスポットがいくつかあります。

まず、セントラルパークにある「ストロベリーフィールズ」です。広大な公園の中にあります。マンハッタンの中心方面の入り口、コロンバス・サークルから歩くと、けっこうな距離です。でも、歩きながら公園の散策も楽しむなら、いいかもしれません。公園の芝生でリスがそのままいるのを見かけました。都会のど真ん中の公園で、動物が放し飼いされているなんて、日本じゃ考えられませんね。

さて、このストベリーフィールズは、ジョン・レノンが銃弾に倒れて死んだ後、代表作だった『ストロベリーフィールズ』にちなんで、妻のオノ・ヨーコによってデザインされたものです。よく見ると、涙のしずくのような形をしています。そして真ん中には「IMAGINE」の文字。イタリアのナポリから贈られたという、大理石のポンペイモザイクがいつ見ても見事です。

ここストロベリーフィールズを訪れるファンは絶えません。いつでも花やカードなどが置かれていますし、日本人の姿もよく見かけました。

そして公園の西側、高級住宅地のアッパー・ウエストサイドの72nd St.にあるのが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが一緒に暮らしていた「ダコタ・アパート」です。このアパートに入居するにはとても厳しい審査があり、許可された人だけが入居できるようで、もちろん見学などではとても中には入れませんが、外観を眺めることはできます。

このアッパー・ウエストサイドには、ほかにも、メトロポリタン・オペラやニューヨーク・フィルなどのそうそうたる公演芸術の拠点、リンカーン・センターをはじめ、若い音楽家たちが集うジュリアード音楽院、化石等を数多く展示するアメリカ自然史博物館などがあります。また、ダコタ・アパートをはじめ、有名な建築家によって建てられたアパートが並び、その中を歩いていてもまた、ニューヨークらしさを感じることができるエリアです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。