みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

ニューヨーク/マンハッタンの玄関口で極上ステーキ

2010/04/03

ニューヨーク

出会いと別れの場所がどこかといえば、駅でしょう。ニューヨークにあるグランドセントラル・ターミナルは、映画の舞台としてもこれまで数多く登場してきました。また、日常の生活においても、マンハッタンの中心にあるターミナル駅として、たくさんの利用者を誇ります。

とても歴史を感じさせる外観を眺めながら、建物に足を踏み入れると、日本の駅とは全く違う、その伝統と重圧さに圧倒されることでしょう。1913年にオープンしたものの、かつては一時、改築のために取り壊されそうになりましたが、市などの猛反対によって保存されることになり、多額の予算をつぎ込んで修復工事がなされて現在にいたります。この駅を存続させるべきだという主張は、駅を見るとすぐ理解できるかと思います。

マンハッタンの玄関口、グランドセントラル・ターミナルは、鉄道の駅という役割だけではなく、100近くのショップやレストランがあるショッピングモールもあります。ゴディバやバナナ・パブリックのほか、中でも最も気になったのが、かつてNBAのスターだったマイケル・ジョーダンのステーキ・ハウスです。

現役時代のバスケットボールやユニフォームなどが飾られた店内は、アメリカンテーストがムンムンと立ち込めていました。そして、本場のステーキのそのボリュームも、もう最高です。ジューシーな肉汁に、分厚いステーキ肉を切ってどんどん食べていくと、美味しさはもちろん、満足感が格段に違います。前菜もデザートもあって、日本人だとお得なランチセットでも十分お腹いっぱいになるはずです。他の店よりもランチが25ドル程度と、やや高めではありますが、場所柄、仕方ないと思いますし、なによりここで食べたというネームバリューは違う気がします。

食べた後でも前でもいいのですが、グランドセントラル・ターミナルのドームをぜひ見上げてみてください。天井に、プラネタリウムのような星座の天文図が描かれていて、とてもおしゃれです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。