みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

ニューヨーク/安くて美味い中華はチャイナタウン

2010/04/03

ニューヨーク

ニューヨークの物価は、はっきり言って、高いです。普通にレストランに入ると、日本円にしてランチだと1,000円以上、ディナーだと何千円も取られることは、珍しくありません。しかし、ファーストフードで節約と、食事を済ませてばかりいては、ニューヨークまで来た意味はまったくないでしょう。

ニューヨークに限らずですが、現地の食べ物が飽きてきた頃、中華料理をよく食べます。日本料理が恋しくなる時もありますが、日本料理レストランはとても高く、日本で食べられる満足感はなかなか得られません。それにひきかえ、中華料理は安くて美味しいのがほとんとです。チャイナタウンは、世界中の大都市なら必ずどこかにある、と言えます。

世界最大のチャイナタウンは、ここニューヨークです。約200年前、中国からの移民たちが住み着いたのが始まりで、今、どんどんエリアを広げつつあります。

地下鉄の「Canal St.」駅で降りて歩き始めると、中華の何とも言えない匂いが漂ってきます。そして、漢字で書かれた看板に、東洋系の顔立ちをした人々が威勢のいい掛け声で呼び込みをしており、同じ東洋系の日本人の私たちにとって、どこか親しみを持てる感じがします。

店先には、北京ダックがかかっていたり、ちまきや春巻を焼いて売っていたり、麺や雑炊屋さんがあったり、ここがアメリカとはとても思えないほどの雰囲気です。そして、売られている果物や野菜、魚などの食材も新鮮で、とても良心的な値段がついています。

また、日本人にはありがたい漢方薬が売られていたり、カンフーシューズやチャイナドレスなどの雑貨屋さんがあったり、中国の雑誌や書籍などを扱う店もあります。なにしろ今、世界で最も勢いがある中国、その移民たちもとても元気でパワーがあります。特に、旧正月の時期は、竜が通りを練り歩き、とても盛り上がります。

アメリカにちょっと飽きたな、と思ったらぜひ、チャイナタウンを訪れてみませんか。中には、本格的な寺院もあり、見学することもできます。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。