みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

ニューヨーク/5番街の高級ブランド店と日本人の滑稽さ

2010/04/03

ニューヨーク

ニューヨークを代表するショッピング街といえば、5番街。オードリー・ヘップバーンでおなじみの映画『ティファニーで朝食を』で登場したティファニーの本店はもちろん、ルイ・ヴィトンやグッチなどたくさんの高級ブランド店、バーニーズ・ニューヨークなどの高級デパートなどがあり、ニューヨーカーのみならず、世界中の人々があこがれる通りだ。セレブと思われる美しい男性、女性たちが、ブランド店のバッグを持ったり、ブランドものの服を身に着けていたりして、街を闊歩している姿もよく見られます。

確かに、お金がいくらでもあれば、この5番街で買い物ができるでしょう。しかし、たいていの人はそうではないので、せいぜい1つ2つの店舗で買い物をするか、ウィンドーショッピングで雰囲気を味わうことになると思います。

さて、この5番街で遭遇したのが、日本人観光客の多さです。他の通りに比べて、なぜかここだけ、日本人の密度が高いです。その理由は、ティファニーやルイ・ヴィトンの店舗に入ってみて、わかりました。店員はアメリカ人ながら、時々日本人もいて、そして客はほとんど日本人。ブランド物を次々と物色しては、どんどん購入する日本人たちをニューヨークでこれだけ見るのは、やや滑稽にも見えました。もちろん、アメリカ人ならもっと思うことでしょう。さらに、そのブランド物の買い物袋をいくつも持ってダラダラと日本にいるような感覚で歩くのは、さすがに安全なってきたニューヨークでも、非常に危険極まりない行為です。

ブランド物を買い求めること自体が悪いこととは言いません。ただ、もっと楽しいことが、この5番街にはあります。例えば、11月下旬からのクリスマスシーズンに歩くとよくわかりますが、カラフルなイルミネーションで彩られた5番街を歩くだけでも、とても楽しい気分が味わえます。日本ではなかなか味わえない、本場・ニューヨークのすばらしいクリスマスを体感できるはずです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。