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マカオで「iPhone」を使う時の注意点
2011/07/28
世界どこでも使えるから便利といわれている「iPhone」。しかし、その利用法を誤ると、帰国後に莫大な利用料金を請求される、いわゆる"パケ死"とよばれる状況に陥りかねません。日本では「パケットし放題」に加入すると1ヶ月でいくら使っても上限がありますが、この制度が海外に出るとまったく通用しないので、iPhoneを海外で使う時はくれぐれも注意が必要です。
しかし、ソフトバンクモバイルが、この"パケ死"の苦情にやっと対処した(?)かのように、2010年夏ごろから「海外パケットし放題」という制度を導入しました。これは、ウェブ閲覧やメール送信などのパケットを利用する際、上限1日1,980円(動画だと2,980円)でそれ以上は請求されないという、海外旅行者にはとてもありがたいシステムです。
ただし、この海外パケットし放題、利用できる国・地域が決まっています。日本人がよく渡航する国・地域はほとんどカバーされているのであまり心配いらないかもしれませんが、実は、この国・地域に「マカオが含まれていない」のです(2010年11月現在)
まわりの中国、そして香港は海外パケットし放題の該当エリアなので、あらかじめ定められたキャリアを利用するだけならいくら使っても上限あり。しかし、マカオはまったくないので、ウェブ閲覧やメールなどもおちおち使ってられません。私も、マカオではiPhoneは通話専用、データ通信はしないように「設定」でOFFに、ずっと切ったままでした。パケ死しないための手段です。
念のため、ソフトバンクからマカオに入った際に「海外パケットし放題のエリア外です」などというSMSが送られてきます。要するに、警告メール。よほどでない限り、マカオではiPhoneのデータ通信は使わないほうが賢明です。
あと、海外パケットし放題に関してですが「通話」は今までと変わりません。ので、日本からiPhoneを持ちこむ場合、長電話にもくれぐれも要注意。日本と同じ感覚で使えても、利用料金はケタ違いです。マカオに関しては、便利なようでまったく便利でないiPhone、といえるかもしれません。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。