みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

マカオで感じた「安全」さ

2011/07/26

マカオは「安全」な街

マカオは「安全」な街

マカオはギャンブルの街。特に「カジノ」がたくさんあって、世界の名だたるマフィアがカジノに集って巨額の札束が飛び交う・・・というイメージはもはや過去の話かもしれません。というのも、マカオでカジノは健在ですが、マフィアうんぬんはまったく遭遇せず。しかも、街を歩いていてその「安全」さをひしひしと感じました。

今回、マカオに入国する前、中国にしばらく滞在していたせいか、街を歩くのもある意味"命がけ"でした。命がけというのは、アメリカのように銃で撃たれるというわけじゃなく、交通事情がとてつもなく悪いから。こちらが青信号で横断歩道を渡っていても、赤信号のはずの向こうから自転車やバイクがどんどん突っ込んでくるからまったく油断できません。しかも、いまだ物価は低く、路上で住む人もたまに見かけたので、物乞いされることもしばしば。前に後ろに「目」をつけて歩くような、四方八方には十二分に気をつけて早足で街をひたすら歩いていて、ただただ疲れました。

そして、マカオに入境したわけですが、まず感じたのが、治安のよさ。道路を渡る時に車やバイク、自転車がきっちり止まってくれるだけで"感動もの"でした。「なんだ、日本では当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、それだけ中国では交通事情が最悪だったわけです。

また、マカオではのんびりとした空気が漂っていました。緑が多く、ゴミがあまり落ちておらず、街全体がきれいで、警察官も適度に配備されている・・・そして、ホームレスらしき人も見当たらない。いろいろな場所を旅すると、その場所の危険度を肌で感じるだけでおおよそわかりますが、このマカオに関しては犯罪に遭遇する確率は低いだろうなと直感しました。

とはいえ、『地球の歩き方』などのガイドブックを見ると、被害に遭った例が載っています。どの場所でもそうですが、最低限の警戒心は必要。日本よりも治安のいい国はほぼゼロです。旅出るとどうしても気持ちが浮ついてしまっても、いかに安全といわれる場所であっても、油断は禁物です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。