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マカオの街は「2か国表示」です
2011/07/27
マカオは「2か国語表示」
もともとポルトガル領だったマカオ。1999年に中国に返還されても、いたるところにポルトガルが統治していた時代の"名残"がチラホラと残っています。
まず、案内標識で、中国語とポルトガル語が併記されています。現地語と英語、というパターンが世界中で多い中で、英語以外の2か国語表示というのはもしかしたらかなり珍しいかもしれません。しかも日本人だと、日本語とも英語もないわけですから、街を歩いていても通常は英語を頼りにするものの、マカオに来るとちんぷんかんぷん、逆に、中国語の"漢字"だけが頼り・・・という人もいるかもしれません。
ちなみに私自身、イタリア語が多少解るので、同じラテン語がルーツですからイタリア語の知識がポルトガル語に役立ちました。
ただ、マカオの街では英語も十分に通じると思います。バスの運転手もタクシーのドライバーも皆、英語で声をかけるときちんと英語で丁寧に答えてくれましたから。逆に、ポルトガル語で今、どれだけ通じるかは不明です。ただ、ポルトガル語の表示は、街のいたる所に残っている、というのは間違いありません。
あと、街の中にある建物にも、ポルトガル統治時代から続く歴史あるヨーロッパ風の建築物がまだ多く現存しています。ので、中華風とポルトガル風が入り混じった、世界でも類まれな街が形成されています。マカオは、世界遺産にも登録されていますが、実際に現地でこれらの建築物を見ると、その貴重さをつくづくと痛感しました。ポルトガル統治時代の建物は、とても風情があっておしゃれ、ヨーロッパまで行かずともヨーロッパの雰囲気が満喫できます。
また、ポルトガル料理やポルトガル菓子などの文化も、まだ根強く残っています。街の中にはポルトガル料理の店がチラホラありますし、ポルトガルの名物スイーツでもある「エッグタルト」もマカオで手軽に食べられます。
日本からマカオまでは直行便で3時間半ほど。時差も1時間しかありません。とても手軽にヨーロッパ気分が味わえる街で特に女性におすすめです。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。