- 言語聴覚士の資格を取得するまで
- 「言語聴覚士について」「言語聴覚士とはどういう資格か?」「合格するための勉強法」など言語聴覚士の資格を取得するまでを紹介します。
言語聴覚士の資格試験内容についてを調べてみた
2019/06/26
言語聴覚士の国家試験は、毎年2月中旬ごろに行われます。これは、厚生労働省のホームページを参照することで試験期日が確認できます。試験地は北海道、東京、愛知、大阪、広島、福岡が会場です。受験の手続きは養成校で行われるでしょうから、大きな負担にはなりません。必要なものは学校側から呈示されます。
試験科目は基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学といった医学系の知識や、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論といった教育的側面にも触れる必要があります。さらには、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥下障害学、聴覚障害学といった、「話す」「聞く」「読む」「書く」「食べる」といった各種機能に関連するような専門的な知識が問われる教科も存在します。
言語聴覚士の国家試験に合格発表は3月下旬です。試験に合格したのであれば、言語聴覚士として職務に就くことができます。免許証は後日郵送されますが、国家試験の免許証が手元に届くと、専門職として認められたことに感慨深くなるはずです。
国家試験は午前と午後の部に分かれており、出題される問題のうち6割の正答で合格とされています。ただし、ギリギリのラインを狙うのではなく、少し余裕をもって点数が稼げるのが理想です。もっと欲を出すと8割くらいの正答であれば、問題なく国家試験は合格したと自己採点でも判断できるのではないでしょうか。
養成校で国家試験の問題を分析し、すぐに模範解答を作るでしょうから、受験が終了してほどなくして合格しているか厳しいかの判断ができます。言語聴覚士の仕事は国家資格を持っていなければできませんから、せっかくの就職活動が無駄にならないように資格試験に臨まなければなりません。たった一日で終わる国家試験。そこに全力を注げるようにスケジュールを立てて勉強に励むことが、目標としている結果に至る絶対条件。そのためにも、後悔の無い毎日を送るべきなのです。
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けぼんさん/男性/年齢:40代/北海道在住/関東の大学を卒業し、言語聴覚士として地域のリハビリに貢献。一度関東へ戻るも、地元の北海道が恋しくなり再度移住。地元愛が強いからか、北海道各地の食のスポットにも精通。旅行と日本酒が大好きな40代。