言語聴覚士の資格を取得するまで
「言語聴覚士について」「言語聴覚士とはどういう資格か?」「合格するための勉強法」など言語聴覚士の資格を取得するまでを紹介します。

言語聴覚士の国家試験対策に実践した「生活スタイルを変える努力」に苦労

2019/06/21

言語聴覚士の資格を取得するために変えたことは生活スタイルでした。それは思ったより大変で、今まではテレビを見ていてダラダラしていた時間があまりにも多いことにも気づかされた瞬間だったのです。

一日の過ごし方を紙に書き出してみると、意外にも無駄な時間が多いことに気づかされました。もっと効率的に知識を吸収するのであれば、無駄をそぎ落として有効活用しなければなりません。そのためにも、自分の生活コントロールは必須条件だったのです。

こうして、今までの生活を振り返って新たな自分になるための努力を日々重ねることになったのですが、急に変化を起こしても適応するのが大変です。すぐに挫折して勉強をしない時間を作ってしまうという失敗に陥ってしまったのです。それは、詰め込み過ぎた勉強時間が原因でした。人が集中できる時間は限られています。それを無理に引き延ばすことは、一日であれば我慢できるかもしれませんが、継続するのは大きなストレスとなります。

いかにストレスを感じることなく勉強に励むかが大きな課題となり、自分らしく学ぶためのスタンスを見つけるまでには苦労しました。でも、試行錯誤しながら自分に馴染むスタイルを見つけることに注力したのが、最後のスパートをかけるだけの体力を残したのだと思います。

詰め込み過ぎの勉強ではなく、状況を変えて勉強方法にもバリエーションを付けることで、飽きない学習が身に着きます。移動時間に自分で録音した言語聴覚士の国家試験対策を聞くなどして、テキストを見ているだけのワンパターンな時間を極力減らしました。それは思ったより大変な作業でしたが、それでも記憶に残りやすい一つの方法が確立できた瞬間でもあったのです。

勉強方法はゼミの先輩から学んだことが活きたのですが、それになれるまでも大変でした。色々な資料を見渡しながら知識を拡大するのは、インパクトがあって忘れにくい一方、調べるのに時間を費やします。それでも自分には有効な方法だったので、苦労した甲斐がありました。

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ライタープロフィール

けぼんさん/男性/年齢:40代/北海道在住/関東の大学を卒業し、言語聴覚士として地域のリハビリに貢献。一度関東へ戻るも、地元の北海道が恋しくなり再度移住。地元愛が強いからか、北海道各地の食のスポットにも精通。旅行と日本酒が大好きな40代。